小智は菩提の妨げ
ことわざ「小智は菩提の妨げ」の意味・読み方を解説します。
小智は菩提の妨げ
しょうちはぼだいのさまたげ
| 言葉 | 小智は菩提の妨げ |
|---|---|
| 読み方 | しょうちはぼだいのさまたげ |
| 意味 | なまじ浅はかな知恵を持っていると、その知恵がむしろ足かせとなって、仏の悟りにはたどり着けないということ。
「小智」は、こざかしい知恵や浅い考えのこと。「菩提」は仏教で、心を迷わせる煩悩をなくして開かれる悟りの境地をいう。 身についたわずかな賢さそのものが、悟りへ向かう歩みをさまたげる大もとになるのだという。 半端な知識がもとで大きな失敗をする生兵法は大怪我の基や、策士、策に溺れるとも重なり合う考え方である。 |
| 例文 | 小智は菩提の妨げで、本で仕入れた半端な知識が邪魔をして、彼は老師の言葉を素直に聞けずにいる。 |
| 場面 | 知恵 / 信仰 / 仏 |
| 使用語彙 | 小智 / 菩提 |
| 使用漢字 | 小 / 智 / 菩 / 提 / 妨 |
「小」を含むことわざ
- 愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)
- 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
- 悪の小なるを以て之を為すなかれ(あくのしょうなるをもってこれをなすなかれ)
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 一文銭も小判の端(いちもんせんもこばんのはし)
- 炒り豆と小娘はそばにあると手が出る(いりまめとこむすめはそばにあるとてがでる)
- 因果の小車(いんがのおぐるま)
- 鵜川の小鮎(うかわのこあゆ)
- 浮世は牛の小車(うきよはうしのおぐるま)
- 牛の小便(うしのしょうべん)
「智」を含むことわざ
- 烏鵲の智(うじゃくのち)
- 奸智にたける(かんちにたける)
- 愚者の百行より智者の居眠り(ぐしゃのひゃっこうよりちしゃのいねむり)
- 上智と下愚とは移らず(じょうちとかぐとはうつらず)
- 大智は愚の如し(たいちはぐのごとし)
- 智を増す者は悲しみを増す(ちをますものはかなしみをます)
- 人を知る者は智なり、自ら知る者は明なり(ひとをしるものはちなり、みずからしるものはめいなり)
- 老馬の智(ろうばのち)
「菩」を含むことわざ
- 外面似菩薩、内心如夜叉(げめんじぼさつ、ないしんにょやしゃ)
- 小智は菩提の妨げ(しょうちはぼだいのさまたげ)
- 二十五菩薩もそれぞれの役(にじゅうごぼさつもそれぞれのやく)
- 人間は実が入れば仰向く、菩薩は実が入れば俯く(にんげんはみがいればあおむく、ぼさつはみがいればうつむく)
- 菩提を弔う(ぼだいをとむらう)
「提」を含むことわざ
- 傘と提灯は戻らぬつもりで貸せ(かさとちょうちんはもどらぬつもりでかせ)
- 暮れぬ先の提灯(くれぬさきのちょうちん)
- 提灯で餅を搗く(ちょうちんでもちをつく)
- 提灯に釣り鐘(ちょうちんにつりがね)
- 提灯持ち(ちょうちんもち)
- 提灯持ち川へはまる(ちょうちんもちかわへはまる)
- 提灯持ちは先に立て(ちょうちんもちはさきにたて)
- 提灯を持つ(ちょうちんをもつ)
- 月夜に提灯(つきよにちょうちん)
- 月夜に提灯も外聞(つきよにちょうちんもがいぶん)
「妨」を含むことわざ
- 賢路を妨ぐ(けんろをさまたぐ)
- 小智は菩提の妨げ(しょうちはぼだいのさまたげ)
- 貧は諸道の妨げ(ひんはしょどうのさまたげ)
