上知と下愚とは移らず
「上知と下愚とは移らず」の意味・読み方・異形などを解説します。類句に「下愚の性移るべからず」などがあります。
上知と下愚とは移らず
じょうちとかぐとはうつらず
| 言葉 | 上知と下愚とは移らず |
|---|---|
| 読み方 | じょうちとかぐとはうつらず |
| 意味 | たいていの人は身につけた習いによって右へも左へも動くが、飛び抜けて聡い側と、学ぶ気を持たない側の両端だけは動かない。
「性相近し、習い相遠し」の句に続けて置かれた一句。 |
| 出典 | 『論語』陽貨 |
| 異形 | 上智と下愚とは移らず(じょうちとかぐとはうつらず) |
| 場面 | 生まれつき・生まれながら / 教育 |
| 類句 | 下愚の性移るべからず(かぐのせいうつるべからず) |
| 使用語彙 | 上知 / 下愚 / 上智 |
| 使用漢字 | 上 / 知 / 下 / 愚 / 移 / 智 |
「上」を含むことわざ
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 上げ潮に乗る(あげしおにのる)
- 上げ膳据え膳(あげぜんすえぜん)
- 上げたり下げたり(あげたりさげたり)
- 顎が干上がる(あごがひあがる)
- 梓に上す(あずさにのぼす)
- 頭押さえりゃ尻上がる(あたまおさえりゃしりあがる)
- 頭が上がらない(あたまがあがらない)
- 頭に血が上る(あたまにちがのぼる)
- 頭の上の蠅も追われぬ(あたまのうえのはえもおわれぬ)
「知」を含むことわざ
- 相対のことはこちゃ知らぬ(あいたいのことはこちゃしらぬ)
- 足を知らずして履を為る(あしをしらずしてくつをつくる)
- 明日知らぬ世(あすしらぬよ)
- 過ちを観て仁を知る(あやまちをみてじんをしる)
- 息の臭きは主知らず(いきのくさきはぬししらず)
- いざ知らず(いざしらず)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 一文惜しみの百知らず(いちもんおしみのひゃくしらず)
- 一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる)
- 一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる)
「下」を含むことわざ
- 敢えて天下の先とならず(あえててんかのさきとならず)
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 上げたり下げたり(あげたりさげたり)
- 足下から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
- 足下につけ込む(あしもとにつけこむ)
- 足下に火が付く(あしもとにひがつく)
- 足下にも及ばない(あしもとにもおよばない)
- 足下の明るいうち(あしもとのあかるいうち)
- 足下の鳥は逃げる(あしもとのとりはにげる)
- 足下を固める(あしもとをかためる)
「愚」を含むことわざ
- 言うも愚か(いうもおろか)
- 愚か者に福あり(おろかものにふくあり)
- 下愚の性移るべからず(かぐのせいうつるべからず)
- 愚公、山を移す(ぐこう、やまをうつす)
- 愚者の百行より知者の居眠り(ぐしゃのひゃっこうよりちしゃのいねむり)
- 愚者も千慮に一得有り(ぐしゃもせんりょにいっとくあり)
- 愚痴をこぼす(ぐちをこぼす)
- 愚の骨頂(ぐのこっちょう)
- 愚を守る(ぐをまもる)
- 経験は愚か者の師(けいけんはおろかもののし)
「移」を含むことわざ
- 移木の信(いぼくのしん)
- 移れば変わる世の習い(うつればかわるよのならい)
- 下愚の性移るべからず(かぐのせいうつるべからず)
- 居は気を移す(きょはきをうつす)
- 愚公、山を移す(ぐこう、やまをうつす)
- 心を移す(こころをうつす)
- 情が移る(じょうがうつる)
- 俎上の魚江海に移る(そじょうのうおこうかいにうつる)
- 時移り事去る(ときうつりことさる)
- 時を移さず(ときをうつさず)
「智」を含むことわざ
- 烏鵲の智(うじゃくのち)
- 奸智にたける(かんちにたける)
- 愚者の百行より智者の居眠り(ぐしゃのひゃっこうよりちしゃのいねむり)
- 大智は愚の如し(たいちはぐのごとし)
- 智を増す者は悲しみを増す(ちをますものはかなしみをます)
- 人を知る者は智なり、自ら知る者は明なり(ひとをしるものはちなり、みずからしるものはめいなり)
- 老馬の智(ろうばのち)
