頭巾と見せて頬被り
ことわざ「頭巾と見せて頬被り」の意味・読み方・異形などを解説します。
頭巾と見せて頬被り
ずきんとみせてほおかぶり
| 言葉 | 頭巾と見せて頬被り |
|---|---|
| 読み方 | ずきんとみせてほおかぶり |
| 意味 | 見た目だけはよく整えてあっても、中身はそれに釣り合わないたとえ。実は苦しい事情を抱えているのに、人前では体裁だけをつくろうようすにも用いる。
「頭巾」は布で頭や顔を包むかぶり物。「頬被り」は手ぬぐいで頭からほおまでをくるむかぶり方。本人は頭巾をつけた気でいても、まわりの目にはただの頬被りとしか映らないということから。 「頬冠り」と書いて「ほおかむり」と読む形があり、「頬かぶり」とも書く。 |
| 例文 | 新社屋を建てて羽振りのよい会社に見せているが、給料の支払いは遅れがちで、頭巾と見せて頬被りだと社員は嘆いている。 |
| 異形 | 頭巾と見せて頬冠り(ずきんとみせてほおかむり) |
| 頭巾と見せて頬かぶり(ずきんとみせてほおかぶり) | |
| 場面 | うわべを繕う / 外見と実質が釣り合わない |
| 使用漢字 | 頭 / 巾 / 見 / 頬 / 被 / 冠 |
「頭」を含むことわざ
- 頭打ちになる(あたまうちになる)
- 頭押さえりゃ尻上がる(あたまおさえりゃしりあがる)
- 頭搔くか字を書くか(あたまかくかじをかくか)
- 頭隠して尻隠さず(あたまかくしてしりかくさず)
- 頭から(あたまから)
- 頭から火が付く(あたまからひがつく)
- 頭から水を浴びたよう(あたまからみずをあびたよう)
- 頭から湯気を立てる(あたまからゆげをたてる)
- 頭が上がらない(あたまがあがらない)
- 頭が痛い(あたまがいたい)
「巾」を含むことわざ
- 仕置き場の巾着切り(しおきばのきんちゃくきり)
- 頭巾と見せて頬被り(ずきんとみせてほおかぶり)
- 時知らぬ山伏は夜も頭巾(ときしらぬやまぶしはよるもずきん)
- 錦は雑巾にならぬ(にしきはぞうきんにならぬ)
- 冬編笠に夏頭巾(ふゆあみがさになつずきん)
「見」を含むことわざ
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 青菜は男に見せな(あおなはおとこにみせな)
- 足元を見る(あしもとをみる)
- 足を重ねて立ち、目を仄てて見る(あしをかさねてたち、めをそばだててみる)
- 後先見ず(あとさきみず)
- 穴の開くほど見る(あなのあくほどみる)
- 家鴨の火事見舞い(あひるのかじみまい)
- 甘く見る(あまくみる)
- 怪しきを見て怪しまざれば、怪しみ却って破る(あやしきをみてあやしまざれば、あやしみかえってやぶる)
- いい目を見る(いいめをみる)
「頬」を含むことわざ
- 意地張るより頬張れ(いじはるよりほおばれ)
- 男は三年に片頬(おとこはさんねんにかたほお)
- 蛙の頬冠り(かえるのほおかむり)
- 緩頬を煩わす(かんきょうをわずらわす)
- 狐の子は頬白(きつねのこはつらじろ)
- 義理張るより頬張れ(ぎりばるよりほおばれ)
- 暗闇の頬被り(くらやみのほおかぶり)
- 一口物に頬焼く(ひとくちものにほおやく)
- 頬被りをする(ほおかぶりをする)
- 頬が緩む(ほおがゆるむ)
「被」を含むことわざ
- 褐を被て玉を懐く(かつをきてたまをいだく)
- 仮面を被る(かめんをかぶる)
- 勘気を被る(かんきをこうむる)
- 暗闇の頬被り(くらやみのほおかぶり)
- 下戸は上戸の被官(げこはじょうごのひかん)
- 御免を被る(ごめんをこうむる)
- 泥を被る(どろをかぶる)
- 猫を被る(ねこをかぶる)
- 頬被りをする(ほおかぶりをする)
