仕置き場の巾着切り
ことわざ「仕置き場の巾着切り」の意味・読み方を解説します。
仕置き場の巾着切り
しおきばのきんちゃくきり
| 言葉 | 仕置き場の巾着切り |
|---|---|
| 読み方 | しおきばのきんちゃくきり |
| 意味 | 悪い行いをする人間は、どんな場所にもまぎれこんでいて、いないところはないということ。また、罪をおかしても少しも悔いることのない、どうにも手のつけようがない悪人のこともいう。
「仕置き場」は罪人を処刑した場所のことで、「巾着切り」とは、他人が持ち歩くお金入れの袋や財布をそっと抜き取る者、つまり、すりのこと。処刑の行われる場所でさえ、すりは盗みをはたらく、というのがたとえの中身。 稲荷の前の昼盗人の言い方も、ねらいはこれに近い。 |
| 例文 | 警察署の目の前で自転車が盗まれたと聞いて、「まさに仕置き場の巾着切りだね」と父はあきれ顔で言った。 |
| 場面 | 盗賊 / 恥知らず |
| 使用語彙 | 仕置き / 巾着 |
| 使用漢字 | 仕 / 置 / 場 / 巾 / 着 / 切 |
「仕」を含むことわざ
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- お仕着せの長口上(おしきせのながこうじょう)
- 口自慢の仕事下手(くちじまんのしごとべた)
- 芸が身を助けるほどの不仕合わせ(げいがみをたすけるほどのふしあわせ)
- 恋は仕勝ち(こいはしがち)
- 細工は流流、仕上げを御覧じろ(さいくはりゅうりゅう、しあげをごろうじろ)
- 仕上げが肝心(しあげがかんじん)
- 仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい)
- 仕様がない(しようがない)
- 仕を致す(しをいたす)
「置」を含むことわざ
- アクセントを置く(あくせんとをおく)
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 頭に置く(あたまにおく)
- 一目置く(いちもくおく)
- 犬にも食わせず棚にも置かず(いぬにもくわせずたなにもおかず)
- 置いてきぼりを食う(おいてきぼりをくう)
- 置かぬ棚を探す(おかぬたなをさがす)
- 置かぬ棚をも探せ(おかぬたなをもさがせ)
- 置き酌失礼、持たぬが不調法(おきじゃくしつれい、もたぬがぶちょうほう)
- 重きを置く(おもきをおく)
「場」を含むことわざ
- 足の踏み場もない(あしのふみばもない)
- 足場を失う(あしばをうしなう)
- 足場を固める(あしばをかためる)
- 一場の春夢(いちじょうのしゅんむ)
- 火事場に煙草の火なく大水に飲み水なし(かじばにたばこのひなくおおみずにのみみずなし)
- 火事場の馬鹿力(かじばのばかぢから)
- 急場をしのぐ(きゅうばをしのぐ)
- 刑場の露と消える(けいじょうのつゆときえる)
- 乞食も場所(こじきもばしょ)
- 修羅場(しゅらじょう)
「巾」を含むことわざ
- 仕置き場の巾着切り(しおきばのきんちゃくきり)
- 時知らぬ山伏は夜も頭巾(ときしらぬやまぶしはよるもずきん)
- 錦は雑巾にならぬ(にしきはぞうきんにならぬ)
- 冬編笠に夏頭巾(ふゆあみがさになつずきん)
「着」を含むことわざ
- 足が地に着かない(あしがちにつかない)
- 足が地に着く(あしがちにつく)
- 当たる罰は薦着ても当たる(あたるばちはこもきてもあたる)
- 淡きを食らい薄きを着る(あわきをくらいうすきをきる)
- 石に裃を着せたよう(いしにかみしもをきせたよう)
- 石に布団は着せられず(いしにふとんはきせられず)
- 烏帽子を着せる(えぼしをきせる)
- 横着者の節供働き(おうちゃくもののせっくばたらき)
- 狼が衣を着たよう(おおかみがころもをきたよう)
- 奥歯に衣着せる(おくばにきぬきせる)
