お仕着せの長口上
ことわざ「お仕着せの長口上」の意味・読み方を解説します。
お仕着せの長口上
おしきせのながこうじょう
| 言葉 | お仕着せの長口上 |
|---|---|
| 読み方 | おしきせのながこうじょう |
| 意味 | どこかで聞いたような決まり文句を並べた話を、ずるずると長く引き延ばしていくこと。そのような長話自体をいうこともある。
ここでいう「お仕着せ」は、昔、主人が奉公人(主人の家に住み込んで働く人)にあてがった、決まった形の着物で、それが型どおりで変わりばえのしないものを表す言い方に広がった。「口上」は、人に向けて口で述べる話やあいさつのこと。 長い話への戒めや皮肉をこめたことわざとして、長口上は欠伸の種や下手の長談義もある。 |
| 例文 | 式典の来賓あいさつは毎年同じようなお仕着せの長口上ばかりで、会場の生徒たちはすっかり退屈していた。 |
| 場面 | 平凡 / 口数が多い |
| 使用漢字 | 仕 / 着 / 長 / 口 / 上 |
「仕」を含むことわざ
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 口自慢の仕事下手(くちじまんのしごとべた)
- 芸が身を助けるほどの不仕合わせ(げいがみをたすけるほどのふしあわせ)
- 恋は仕勝ち(こいはしがち)
- 細工は流流、仕上げを御覧じろ(さいくはりゅうりゅう、しあげをごろうじろ)
- 仕上げが肝心(しあげがかんじん)
- 仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい)
- 仕を致す(しをいたす)
- すまじきものは宮仕え(すまじきものはみやづかえ)
- 急いては事を仕損じる(せいてはことをしそんじる)
「着」を含むことわざ
- 足が地に着かない(あしがちにつかない)
- 足が地に着く(あしがちにつく)
- 当たる罰は薦着ても当たる(あたるばちはこもきてもあたる)
- 淡きを食らい薄きを着る(あわきをくらいうすきをきる)
- 石に裃を着せたよう(いしにかみしもをきせたよう)
- 石に布団は着せられず(いしにふとんはきせられず)
- 烏帽子を着せる(えぼしをきせる)
- 横着者の節供働き(おうちゃくもののせっくばたらき)
- 狼が衣を着たよう(おおかみがころもをきたよう)
- 奥歯に衣着せる(おくばにきぬきせる)
「長」を含むことわざ
- 朝風呂丹前長火鉢(あさぶろたんぜんながひばち)
- 息が長い(いきがながい)
- 行く行くの長居り(いくいくのながおり)
- 砂長じて巌となる(いさごちょうじていわおとなる)
- 一日の長(いちじつのちょう)
- 命長ければ恥多し(いのちながければはじおおし)
- 命長ければ蓬莱に会う(いのちながければほうらいにあう)
- 牛の小便と親の意見は長くても効かぬ(うしのしょうべんとおやのいけんはながくてもきかぬ)
- 馬痩せて毛長し(うまやせてけながし)
- 生まれながらの長老なし(うまれながらのちょうろうなし)
「口」を含むことわざ
- 開いた口が塞がらない(あいたくちがふさがらない)
- 開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 後口が悪い(あとくちがわるい)
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 言う口の下から(いうくちのしたから)
- 一口に出ずるが如し(いっこうにいずるがごとし)
- 馬に乗るとも口車に乗るな(うまにのるともくちぐるまにのるな)
- 大きな口を利く(おおきなくちをきく)
- 大口を叩く(おおぐちをたたく)
