「くう」から始まる故事・ことわざ・慣用句一覧
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ことわざ一覧
食うか食われるか(くうかくわれるか)
優劣がつけられないほど、実力に差のない者同士が生き残りをかけて命懸けで戦うこと。 相手を食うか自分が食われるかとの意から。
空谷の跫音(くうこくのきょうおん)
退屈な時や孤独な時に、思いがけない訪問があったり便りが届いたりする喜びのたとえ。 「空谷」はひと気のないさびしい谷間、「跫音」は足音のこと。 人のいないさびしい山奥で聞く人の足音との意から。
食うことは今日食い、言うことは明日言え(くうことはきょうくい、いうことはあすいえ)
食べ物は早く食べたほうがおいしく味わえるが、ものを言うのはよく考えてからのほうが賢明だということ。
食うた餅より心持ち(くうたもちよりこころもち)
ごちそうしてもらったり、贈り物をもらったりするのもうれしいが、それをしてくれた相手の心持ちがもっとうれしいということ。「餅」と「持ち」をかけたしゃれ。
食うに倒れず病むに倒れる(くうにたおれずやむにたおれる)
食べることはなんとかなるが、病気になると治療費で財産を失うことになるということ。
ぐうの音も出ない(ぐうのねもでない)
他人から間違いなどを指摘されても、一言も言い返すことができない様子。 「ぐう」は苦しいときに出る声のこと。
空腹は最上のソース(くうふくはさいじょうのそーす)
空腹の時は何を食べてもおいしいということ。
食うや食わず(くうやくわず)
食事も満足に取れないほど、非常に生活が苦しいようす。