鬼も頼めば人食わずとは
鬼も頼めば人食わず
おにもたのめばひとくわず
| 言葉 | 鬼も頼めば人食わず | 
|---|---|
| 読み方 | おにもたのめばひとくわず | 
| 意味 | 相手の好きな事であっても、こちらから頼むともったいぶってしてくれないことのたとえ。
 鬼に食べてくれとこちらから頼めば、かえってたべないとの意から。 「頼めば鬼も人食わず」ともいう。  | 
| 異形 | 頼めば鬼も人食わず(たのめばおにもひとくわず) | 
| 類句 | 猿も頼めば木に登らぬ | 
| 頼めば乞食が馬に乗らぬ | |
| 使用語彙 | 人 | 
| 使用漢字 | 鬼 / 頼 / 人 / 食 | 
「鬼」を含むことわざ
- 明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
 - 天の邪鬼(あまのじゃく)
 - 異域の鬼となる(いいきのおにとなる)
 - 恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)
 - 鬼が住むか蛇が住むか(おにがすむかじゃがすむか)
 - 鬼が出るか蛇が出るか(おにがでるかじゃがでるか)
 - 鬼が出るか仏が出るか(おにがでるかほとけがでるか)
 - 鬼が笑う(おにがわらう)
 - 鬼瓦にも化粧(おにがわらにもけしょう)
 - 鬼に金棒(おににかなぼう)
 
「頼」を含むことわざ
- 数を頼む(かずをたのむ)
 - 叶わぬ時の神頼み(かなわぬときのかみだのみ)
 - 苦しい時の神頼み(くるしいときのかみだのみ)
 - 衆を頼む(しゅうをたのむ)
 - 数を頼む(すうをたのむ)
 - 多勢を頼む群鴉(たぜいをたのむむらがらす)
 - 頼みの綱(たのみのつな)
 - 頼みの綱も切れ果てる(たのみのつなもきれはてる)
 - 頼む木陰に雨が漏る(たのむこかげにあめがもる)
 
「人」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
 - 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
 - 商人と屏風は曲がらねば立たぬ(あきんどとびょうぶはまがらねばたたぬ)
 - 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
 - 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
 - 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
 - 商人の空値(あきんどのそらね)
 - 商人の元値(あきんどのもとね)
 - 商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
 - 悪人あればこそ善人も顕る(あくにんあればこそぜんにんもあらわる)
 
        
    