「裏」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 25 件
「裏」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
悪の裏は善(あくのうらはぜん)
つらい目のあとには、きっとよい巡り合わせが回ってくる。 いまが底なら、あとは上向くよりほかない。「善の裏は悪」を裏返した言い方で、こちらは沈んでいる人を励ますほうに使う。
足の裏の飯粒(あしのうらのめしつぶ)
1.足の裏にはりついた飯粒のように、じゃまで煩わしく、なかなか離れないもののたとえ。 2.取らないと気持ちが悪いが、取っても食えないもののたとえ。「取る(取得する)」と「取っても食えない(生活の糧にならない)」を掛け、苦労して取ってもそれだけでは役に立ちにくい資格・学位・技術などを指す。 「飯粒」は「米粒」ともいう。
足の裏の飯粒をこそげる(あしのうらのめしつぶをこそげる)
極端に物惜しみすることのたとえ。 「こそげる」は削り取ることで、足の裏に付着したわずかな米粒までも削り落として食べるという、執念深く卑しい様子から。
一の裏は六(いちのうらはろく)
悪いことの後には必ずいいことがあるというたとえ。さいころの一の裏は六であることから。
一枚の紙にも裏表(いちまいのかみにもうらおもて)
紙にも裏表があるように何事にも裏表があるということ。
裏表がない(うらおもてがない)
人前での振る舞いと心のうちが一貫していて嘘がないさま。
裏で糸を引く(うらでいとをひく)
自分自身は表に出ないで、裏で他人を意のままに動かすこと。 人形師が糸を引いて人形を操ることから。 「裏で糸を引く」ともいう。
裏には裏がある(うらにはうらがある)
物事の裏面には、表面からわからない複雑な事情が入り組んでいるということ。
裏の裏を行く(うらのうらをいく)
相手のやり方を見抜いて、相手の予想外の行動を取ること。
裏へ回る(うらへまわる)
表立って動かず、人の見ていないところで事を運ぶこと。堂々とやるのを避けた身の置き方をいう。 同じような言い方に「陰に回る」がある。
裏目に出る(うらめにでる)
よかれと思ってしたことが、逆によくない結果になること。「裏目」は、さいころを振って出た目の裏側の目のこと。
裏を返せば(うらをかえせば)
逆の見方をすると。逆を言えば。
裏をかく(うらをかく)
相手が予想していない行動に出て、相手を出し抜くこと。
裏を取る(うらをとる)
裏付けとなるものを捜し出すこと。真偽を確認すること。
可愛可愛は憎いの裏(かわいかわいはにくいのうら)
甘い言葉をかけていても、腹の底では疎んじていることがある。 また、情が過ぎれば、そのまま逆の側へ回ってしまう。
楽屋裏を覗く(がくやうらをのぞく)
部外者が、一般には知られていないような内部事情を知ってしまうこと。
釘の裏を返す(くぎのうらをかえす)
念には念を入れて間違いのないようにすることのたとえ。打った釘の裏の先を曲げてたたくと釘が抜けにくくなることから。
口裏を合わせる(くちうらをあわせる)
両者が事前に示し合わせて、話の内容が食い違わないようにすること。 「口を合わせる」ともいう。
雪駄の裏に灸(せったのうらにきゅう)
長居をする客を早く帰らせるためのおまじない。 「草履に灸」ともいう。
善の裏は悪(ぜんのうらはあく)
よい目を見ているさなかにも、その裏側では悪いことが順番を待っている。 善と悪は一枚の紙の表と裏で、片方だけが続くことはない。いいことが重なっているときほど気を緩めるな、という含みで使う。
手の裏を返す(てのうらをかえす)
言葉や態度などをがらりと変えることのたとえ。 「手の裏を返す」ともいう。 「手を返す」ともいう。
憎い憎いはかわいいの裏(にくいにくいはかわいいのうら)
男女間の愛情表現は、わかりにくく微妙なもので憎いという表現も、裏を返せば、かわいいと言っている場合もあるということ。
脳裏に焼き付く(のうりにやきつく)
非常に強い印象を受けて、いつまでも記憶に残っていること。 「脳裏から離れない」ともいう。
皮裏の陽秋(ひりのようしゅう)
表立って口にすることはないが、腹の中では物事の正邪をはっきり見定めていること。晋の桓彝が褚裒の人柄をそう評した故事から。「皮裏」は皮膚の内側、つまり胸のうちを指し、「陽秋」は筆の厳しさで知られる史書『春秋』のこと。
明鏡も裏を照らさず(めいきょうもうらをてらさず)
どんな賢人でも目が届かないことがあるというたとえ。 曇りのない鏡でも、ものの裏までは映さないことから。
- /
- 1ページ
