「輿」を含む故事・ことわざ・慣用句
「輿」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
氏なくして玉の輿(うじなくしてたまのこし)
女性は家柄や身分が低くても、富貴の人と結婚すれば高位に上がることができるということ。「氏」は苗字、「玉の輿」は貴人の乗り物。
女氏無くして玉の輿に乗る(おんなうじなくしてたまのこしにのる)
女は低い家柄の生まれでも、容姿や運しだいで、金持ちや高貴な人と結婚できるということ。
女は氏無うて玉の輿に乗る(おんなはうじのうてたまのこしにのる)
女は低い家柄の生まれでも、容姿や運しだいで、金持ちや高貴な人と結婚できるということ。
権輿(けんよ)
ものごとの始まり、発端。「権」は重り、「輿」は荷台の意で。秤を作るときは重りから、車は荷台から作り始めることから。
玉の輿に乗る(たまのこしにのる)
女性が、身分の高い人や金持ちの妻になること。 「玉の輿」は、貴人の乗る立派な乗り物のこと。
神輿を上げる(みこしをあげる)
座り込んでいた人が立ち上がるたとえ。また行動をおこして仕事にとりかかること。「輿」と「腰」を掛けたことば。
輿望を担う(よぼうをになう)
世間の人々から信頼や期待を寄せられること。