印形は首と釣り替え
ことわざ「印形は首と釣り替え」の意味・読み方・異形などを解説します。
印形は首と釣り替え
いんぎょうはくびとつりかえ
| 言葉 | 印形は首と釣り替え |
|---|---|
| 読み方 | いんぎょうはくびとつりかえ |
| 意味 | はんこは自分の命に並ぶくらい重んじるべき物だから、軽々しく押すものではないと戒めることば。
「印形」は、はんこのこと。「首と釣り替え」は、首と引きかえにする、の意。とりわけ実印は、書類に押せばその中身に責任を負うことになるので、首を差し出すのと同じくらいの覚悟で押せと教える。よく考えずに押してあとで苦しまないよう、注意をうながしている。 「印形は首と引き替え」ともいう。 |
| 例文 | 父が知人に頼まれた書類に、中身を読まずに判を押そうとしていたので、祖母が「印形は首と釣り替えというでしょう。まずはよく読みなさい」とたしなめた。 |
| 異形 | 印形は首とつりかえ(いんぎょうはくびとつりかえ) |
| 印形は首と引き替え(いんぎょうはくびとひきかえ) | |
| 場面 | 戒めの言葉 / 慎重 |
| 使用漢字 | 印 / 形 / 首 / 釣 / 替 / 引 |
「印」を含むことわざ
- 印形は首と釣り替え(いんぎょうはくびとつりかえ)
- 印綬を解く(いんじゅをとく)
- 旗印にする(はたじるしにする)
- 烙印を押される(らくいんをおされる)
「形」を含むことわざ
- 影の形に随うが如し(かげのかたちにしたがうがごとし)
- 影も形もない(かげもかたちもない)
- 形が付く(かたちがつく)
- 形の如く(かたのごとく)
- 形影相同じ(けいえいあいおなじ)
- 形影相弔う(けいえいあいとむらう)
- 形影相伴う(けいえいあいともなう)
- 形骸を止めない(けいがいをとどめない)
- 形骸を土木にす(けいがいをどぼくにす)
- 声なきに聴き、形なきに視る(こえなきにきき、かたちなきにみる)
「首」を含むことわざ
- 匕首に鍔(あいくちにつば)
- 朝比奈と首引き(あさひなとくびひき)
- 足駄を履いて首ったけ(あしだをはいてくびったけ)
- 鬼の首を取ったよう(おにのくびをとったよう)
- 鶴首(かくしゅ)
- 鎌首をもたげる(かまくびをもたげる)
- 雁首を揃える(がんくびをそろえる)
- 狐死して丘に首す(きつねししてきゅうにしゅす)
- 鳩首(きゅうしゅ)
- 牛首を懸けて馬肉を売る(ぎゅうしゅをかけてばにくをうる)
「釣」を含むことわざ
- 秋の日は釣瓶落とし(あきのひはつるべおとし)
- 海老で鯛を釣る(えびでたいをつる)
- お釣りが来る(おつりがくる)
- 高い舟借りて安い小魚釣る(たかいふねかりてやすいこざかなつる)
- 提灯に釣り鐘(ちょうちんにつりがね)
- 釣った魚に餌はやらぬ(つったさかなにえさはやらぬ)
- 釣り合わぬは不縁のもと(つりあわぬはふえんのもと)
- 釣り落とした魚は大きい(つりおとしたさかなはおおきい)
- 釣りして綱せず(つりしてこうせず)
- 釣りする馬鹿に見る阿呆(つりするばかにみるあほう)
「替」を含むことわざ
- 頭を切り替える(あたまをきりかえる)
- 命に替えても(いのちにかえても)
- 入れ替わり立ち替わり(いれかわりたちかわり)
- 替え着なしの晴れ着なし(かえぎなしのはれぎなし)
- 掛け替えのない(かけがえのない)
- 心を入れ替える(こころをいれかえる)
- 魂を入れ替える(たましいをいれかえる)
- 手を替え品を替え(てをかえしなをかえ)
- 取っ替え引っ替え(とっかえひっかえ)
