魚を争う者は濡る
ことわざ「魚を争う者は濡る」の意味・読み方を解説します。
魚を争う者は濡る
うおをあらそうものはぬる
| 言葉 | 魚を争う者は濡る |
|---|---|
| 読み方 | うおをあらそうものはぬる |
| 意味 | 得をしようとして人と張り合えば、その分の骨折りやつらい目も、きっと背負う羽目になるということ。
また広く、何をするにしても、なりゆきで周りにまで影響が広がるのは避けがたい、というたとえでもある。 人と魚を取り合っていると、水に入って体がぬれずにはすまないことから。 『列子』説符にある話。楚の白公が孔子に、人とひそかな言葉で通じ合えるかと尋ねたとき、孔子は、魚を取り合う人は水にぬれ、獣を追う人は走り回るものだが、どちらも好き好んでそうなるのではない、と答えている。 |
| 例文 | 全国大会への出場をねらうなら、毎日のきつい練習は覚悟しておこう。魚を争う者は濡るというからね。 |
| 出典 | 『列子』説符 |
| 場面 | 損得 / 苦労を重ねる / 魚 |
| 使用漢字 | 魚 / 争 / 者 / 濡 |
「魚」を含むことわざ
- 網、呑舟の魚を漏らす(あみ、どんしゅうのうおをもらす)
- 網にかかった魚(あみにかかったうお)
- 網にかかるは雑魚ばかり(あみにかかるはざこばかり)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 魚と水(うおとみず)
- 魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
- 魚の釜中に遊ぶが如し(うおのふちゅうにあそぶがごとし)
- 魚の水に離れたよう(うおのみずにはなれたよう)
- 魚の水を得たよう(うおのみずをえたよう)
- 魚の水を得たるが如し(うおのみずをえたるがごとし)
「争」を含むことわざ
- 争い木登り川渡り(あらがいきのぼりかわわたり)
- 争い果てての棒乳切り(あらそいはててのぼうちぎり)
- 争えない(あらそえない)
- 一二を争う(いちにをあらそう)
- 一刻を争う(いっこくをあらそう)
- 鷸蚌の争い(いつぼうのあらそい)
- 甍を争う(いらかをあらそう)
- 烏鷺の争い(うろのあらそい)
- 蝸牛、角上の争い(かぎゅう、かくじょうのあらそい)
- 餓鬼の花争い(がきのはなあらそい)
「者」を含むことわざ
- 愛出ずる者は愛返り、福往く者は福来る(あいいずるものはあいかえり、ふくゆくものはふくきたる)
- 青表紙を叩いた者にはかなわぬ(あおびょうしをたたいたものにはかなわぬ)
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 垢で死んだ者はない(あかでしんだものはない)
- 悪衣悪食を恥ずる者は、未だ与に議するに足らず(あくいあくしょくをはずるものは、いまだともにぎするにたらず)
- 悪女の賢者ぶり(あくじょのけんじゃぶり)
- 当たった者のふの悪さ(あたったもののふのわるさ)
- 新たに沐する者は必ず冠を弾く(あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく)
- 言う者罪無くして聞く者戒しむるに足る(いうものつみなくしてきくものいましむるにたる)
- 医者が取るか坊主が取るか(いしゃがとるかぼうずがとるか)
