雨に濡れて露恐ろしからず
ことわざ「雨に濡れて露恐ろしからず」の意味・読み方を解説します。
雨に濡れて露恐ろしからず
あめにぬれてつゆおそろしからず
| 言葉 | 雨に濡れて露恐ろしからず |
|---|---|
| 読み方 | あめにぬれてつゆおそろしからず |
| 意味 | ひどい災難や苦しみを一度その身に受けた人は、それより軽いつらさに出あっても、もうおびえたりしない。そうした様子のたとえ。
雨でずぶぬれになったあとなら、露(つゆ)が少しかかったくらいで、いまさら気にする人はいない。それを人の身の上に重ねている。 似たたとえを使った言葉に濡れぬ先こそ露をも厭えがある。 |
| 例文 | 倒産の危機を乗り切った社長にとって、多少の売り上げの落ち込みは雨に濡れて露恐ろしからずで、少しも慌てる様子がない。 |
| 場面 | 経験 / 災難に逢う |
| 使用漢字 | 雨 / 濡 / 露 / 恐 |
「雨」を含むことわざ
- 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 朝雨に傘要らず(あさあめにかさいらず)
- 朝雨は女の腕まくり(あさあめはおんなのうでまくり)
- 朝虹は雨、夕虹は晴れ(あさにじはあめ、ゆうにじははれ)
- 朝焼けは雨、夕焼けは晴れ(あさやけはあめ、ゆうやけははれ)
- 雨栗日柿(あまぐりひがき)
- 雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)
- 雨垂れは三途の川(あまだれはさんずのかわ)
- 雨夜の月(あまよのつき)
「濡」を含むことわざ
- 頭の濡れぬ思案(あたまのぬれぬしあん)
- 敵の家でも口を濡らせ(かたきのいえでもくちをぬらせ)
- 烏の濡れ羽色(からすのぬればいろ)
- 狐、その尾を濡らす(きつね、そのおをぬらす)
- 口を濡らす(くちをぬらす)
- 手を濡らさず(てをぬらさず)
- 濡れ紙を剝がすよう(ぬれがみをはがすよう)
- 濡れ衣を着せられる(ぬれぎぬをきせられる)
- 濡れ衣を着せる(ぬれぎぬをきせる)
- 濡れ手で粟(ぬれてであわ)
「露」を含むことわざ
- あだし野の露、鳥辺野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 人生、朝露の如し(じんせい、ちょうろのごとし)
- 末の露、本の雫(すえのつゆ、もとのしずく)
- 露の命(つゆのいのち)
- 毒薬変じて甘露となる(どくやくへんじてかんろとなる)
- 濡れぬ先こそ露をも厭え(ぬれぬさきこそつゆをもいとえ)
- 馬脚を露す(ばきゃくをあらわす)
- 待てば甘露の日和あり(まてばかんろのひよりあり)
- 酔い醒めの水は甘露の味(よいざめのみずはかんろのあじ)
- 露命を繋ぐ(ろめいをつなぐ)
