風を吸い露を飲む

ことわざ「風を吸い露を飲む」の意味・読み方を解説します。

言葉風を吸い露を飲む
読み方かぜをすいつゆをのむ
意味ふつうの人がとる食べ物を口にせず、吹いてくる風を吸い、草葉に結ぶつゆを飲むだけで命をつないでいく、仙人の暮らしを指して言う。
句の出典は、古代中国で書かれた『荘子』という書物の逍遥遊篇にある一節。はるか遠くの藐姑射(はこや)の山に、神人(人の世を超えた力を持つ、仙人のような人)が住んでいる。その人は米や麦などの穀物は口にせず、風を吸い露を飲んで暮らし、雲に乗って空を行き、飛ぶ竜を乗りこなして、四方の海の向こうまで出かけていくと語られている。
漢字四字で書く吸風飲露も同じ内容を表す。また、仙人はかすみを食べて生きるとされたことにちなむ霞を食うも、世間の暮らしから離れた生き方を表す点で通じ合う。
例文昔話に出てくる仙人は、風を吸い露を飲む暮らしをして何百年も生きるという。
出典『荘子』逍遥遊
場面隠者
使用漢字風 / 吸 / 露 / 飲

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