飲むに減らで吸うに減るとは
飲むに減らで吸うに減る
のむにへらですうにへる
| 言葉 | 飲むに減らで吸うに減る |
|---|---|
| 読み方 | のむにへらですうにへる |
| 意味 | 小さな出費が積み重なって財産が減っていくことのたとえ。
たまに使う酒代では財産はそれほど減らないが、毎日のように使うたばこ代では確実に減っていくとの意から。 |
| 使用漢字 | 飲 / 減 / 吸 |
「飲」を含むことわざ
- 朝酒は門田を売っても飲め(あさざけはかどたをうってものめ)
- 朝茶は七里帰っても飲め(あさちゃはしちりかえってものめ)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 一箪の食、一瓢の飲(いったんのし、いっぴょうのいん)
- 一杯は人酒を飲む、二杯は酒酒を飲む、三杯は酒人を飲む(いっぱいはひとさけをのむ、にはいはさけさけをのむ、さんばいはさけひとをのむ)
- 馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない(うまをみずべにつれていけてもみずをのませることはできない)
- 恨みを飲む(うらみをのむ)
- 大水に飲み水なし(おおみずにのみみずなし)
- 火事場に煙草の火なく大水に飲み水なし(かじばにたばこのひなくおおみずにのみみずなし)
- 渇しても盗泉の水を飲まず(かっしてもとうせんのみずをのまず)
「減」を含むことわざ
- 医者の薬も匙加減(いしゃのくすりもさじかげん)
- 口が減らない(くちがへらない)
- 死なぬものなら子は一人、減らぬものなら金百両(しなぬものならこはひとり、へらぬものならかねひゃくりょう)
- 弟子は師匠の半減(でしはししょうのはんげん)
- 腹が減っては戦ができぬ(はらがへってはいくさができぬ)
- 減らず口を叩く(へらずぐちをたたく)
- 減らぬものなら金百両、死なぬものなら子は一人(へらぬものならかねひゃくりょう、しなぬものならこはひとり)
- 負け惜しみの減らず口(まけおしみのへらずぐち)
- 蠟燭は身を減らして人を照らす(ろうそくはみをへらしてひとをてらす)
