末生りの瓢箪
ことわざ「末生りの瓢箪」の意味・読み方を解説します。
末生りの瓢箪
うらなりのひょうたん
| 言葉 | 末生りの瓢箪 |
|---|---|
| 読み方 | うらなりのひょうたん |
| 意味 | 顔の色が青白く、いかにもひ弱そうで、はつらつとしたところのない人を指して言うたとえ。
「末生り」は、ウリやヒョウタンなどで、つるの先端に近いところに、ほかより時期が遅れて実ったものを指す。小ぶりで色も悪く、味も劣ることから、青白く弱々しい人の様子に重ねている。 夏目漱石の『坊っちゃん』に出てくる英語教師の古賀が「うらなり」とあだ名されるのも、この言葉と同じ見方から来ている。作中で主人公は、青白い顔がむくんだように見えるこの教師を、末生りのカボチャ(唐茄子)ばかり食べているせいだと決めつけている。 |
| 例文 | 子どものころは末生りの瓢箪とからかわれた兄も、いまでは日に焼けたたくましい体つきになった。 |
| 場面 | 人の容姿 / 弱い / 顔 |
| 使用漢字 | 末 / 生 / 瓢 / 箪 |
「末」を含むことわざ
- 朝起き三両始末五両(あさおきさんりょうしまつごりょう)
- 陰徳は末代の宝(いんとくはまつだいのたから)
- 縁と浮き世は末を待て(えんとうきよはすえをまて)
- 三代続けば末代続く(さんだいつづけばまつだいつづく)
- 始末が悪い(しまつがわるい)
- 始末に負えない(しまつにおえない)
- 始末を付ける(しまつをつける)
- 末四十より今の三十(すえしじゅうよりいまのさんじゅう)
- 末大なれば必ず折る(すえだいなればかならずおる)
- 末の露、本の雫(すえのつゆ、もとのしずく)
「生」を含むことわざ
- 諦めは心の養生(あきらめはこころのようじょう)
- 徒花に実は生らぬ(あだばなにみはならぬ)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 生き肝を抜く(いきぎもをぬく)
- 生きた心地もしない(いきたここちもしない)
- 生きた空もない(いきたそらもない)
- 生き血を吸う(いきちをすう)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 生きとし生けるもの(いきとしいけるもの)
- 生き二両に死に五両(いきにりょうにしにごりょう)
「瓢」を含むことわざ
- 一箪の食、一瓢の飲(いったんのし、いっぴょうのいん)
- 中流に船を失えば一瓢も千金(ちゅうりゅうにふねをうしなえばいっぴょうもせんきん)
- 瓢箪から駒が出る(ひょうたんからこまがでる)
- 瓢箪から駒も出でず(ひょうたんからこまもいでず)
- 瓢箪で鯰を押さえる(ひょうたんでなまずをおさえる)
- 瓢箪に釣り鐘(ひょうたんにつりがね)
- 瓢箪の川流れ(ひょうたんのかわながれ)
