甘草の丸呑み
ことわざ「甘草の丸呑み」の意味・読み方・異形などを解説します。
甘草の丸呑み
かんぞうのまるのみ
| 言葉 | 甘草の丸呑み |
|---|---|
| 読み方 | かんぞうのまるのみ |
| 意味 | 物事をうわべだけで受け取り、底にひそむ本当の意味をじっくり考えずに片づける態度のたとえ。
甘草は根に甘みがあり、昔から甘味料や薬に使われてきた草。せっかくの甘い根も、かまずに丸ごと飲みこめば、舌の上で甘さを確かめる間もなく、のどを通り過ぎてしまうからという。 甘草を胡椒に置きかえた胡椒の丸呑みも、たとえの筋道は同じである。 |
| 例文 | 名作と言われる小説も、あらすじだけを追って読み終えたのでは甘草の丸呑みで、作者が伝えたかったことは心に残らない。 |
| 異形 | 甘草丸呑み(かんぞうまるのみ) |
| 場面 | 食事 / 見識が狭い |
| 使用漢字 | 甘 / 草 / 丸 / 呑 |
「甘」を含むことわざ
- 甘い汁を吸う(あまいしるをすう)
- 甘い物に蟻がつく(あまいものにありがつく)
- 甘く見る(あまくみる)
- 蟻の甘きにつくが如し(ありのあまきにつくがごとし)
- 親の甘茶が毒となる(おやのあまちゃがどくとなる)
- 甘井先ず竭く(かんせいまずつく)
- 薬の灸は身に熱く、毒な酒は甘い(くすりのきゅうはみにあつく、どくなさけはあまい)
- 此処までお出で、甘酒進じょ(ここまでおいで、あまざけしんじょ)
- 粉米も嚙めば甘くなる(こごめもかめばあまくなる)
- 言葉に甘える(ことばにあまえる)
「草」を含むことわざ
- 商いは草の種(あきないはくさのたね)
- お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- おじが甥の草を刈る(おじがおいのくさをかる)
- 駕籠に乗る人担ぐ人、そのまた草鞋を作る人(かごにのるひとかつぐひと、そのまたわらじをつくるひと)
- 火事場に煙草の火なく大水に飲み水なし(かじばにたばこのひなくおおみずにのみみずなし)
- 風に靡く草(かぜになびくくさ)
- 金の草鞋で捜す(かねのわらじでさがす)
- 雉の草隠れ(きじのくさがくれ)
- 草木も靡く(くさきもなびく)
- 草木も眠る(くさきもねむる)
「丸」を含むことわざ
- 頭を丸める(あたまをまるめる)
- 居候角な座敷を丸く掃き(いそうろうかくなざしきをまるくはき)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
- 打って一丸となる(うっていちがんとなる)
- 親方日の丸(おやかたひのまる)
- 胡椒の丸呑み(こしょうのまるのみ)
- 四角な座敷を丸く掃く(しかくなざしきをまるくはく)
- 上戸めでたや丸裸(じょうごめでたやまるはだか)
- 弾丸黒子の地(だんがんこくしのち)
- 鼻糞丸めて万金丹(はなくそまるめてまんきんたん)
