世辞で丸めて浮気で捏ねる
ことわざ「世辞で丸めて浮気で捏ねる」の意味・読み方を解説します。
世辞で丸めて浮気で捏ねる
せじでまるめてうわきでこねる
| 言葉 | 世辞で丸めて浮気で捏ねる |
|---|---|
| 読み方 | せじでまるめてうわきでこねる |
| 意味 | 口先だけでほめて気分よくさせ、色恋に傾きやすい心もくすぐり、その人を自分の言いなりにすること。
「世辞」は相手を喜ばせるために言う、気持ちの入らないほめ言葉。「丸める」は、巧みに言いくるめて従わせる意味で使っている。 「浮気」は色恋に動かされやすい心や、その心を誘う色気を指す。「捏ねる」は粉や土を練る動きのことで、相手を好みの形に変えてしまう手つきを思わせる。 |
| 例文 | 客あしらいのうまい女将は、世辞で丸めて浮気で捏ねるようにして常連を手なずけ、高い酒を次々と開けさせていた。 |
| 場面 | こびへつらう / 思いどおりになる |
| 使用漢字 | 世 / 辞 / 丸 / 浮 / 気 / 捏 |
「世」を含むことわざ
- 明日知らぬ世(あすしらぬよ)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 言えば世の常(いえばよのつね)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
- 一日敵を縦せば数世の患い(いちじつてきをゆるせばすうせいのうれい)
- 一文高の世の中(いちもんだかのよのなか)
- 一世を風靡する(いっせいをふうびする)
- 稲は実るにつけて俯き、侍は出世につけて仰向く(いねはみのるにつけてうつむき、さむらいはしゅっせにつけてあおむく)
- いらぬお世話の蒲焼(いらぬおせわのかばやき)
- 有為転変は世の習い(ういてんぺんはよのならい)
「辞」を含むことわざ
- 王事を以て家事を辞す(おうじをもってかじをじす)
- お世辞にも(おせじにも)
- 男は辞儀に余れ(おとこはじぎにあまれ)
- 空世辞は馬鹿を嬉しがらせる(からせじはばかをうれしがらせる)
- 辞譲の心は礼の端なり(じじょうのこころはれいのたんなり)
- 辞を低くする(じをひくくする)
- 水火も辞せず(すいかもじせず)
- 斗酒なお辞せず(としゅなおじせず)
- 猫の魚辞退(ねこのうおじたい)
- 湯の辞儀は水になる(ゆのじぎはみずになる)
「丸」を含むことわざ
- 頭を丸める(あたまをまるめる)
- 居候角な座敷を丸く掃き(いそうろうかくなざしきをまるくはき)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
- 打って一丸となる(うっていちがんとなる)
- 親方日の丸(おやかたひのまる)
- 甘草の丸呑み(かんぞうのまるのみ)
- 胡椒の丸呑み(こしょうのまるのみ)
- 四角な座敷を丸く掃く(しかくなざしきをまるくはく)
- 上戸めでたや丸裸(じょうごめでたやまるはだか)
- 弾丸黒子の地(だんがんこくしのち)
「浮」を含むことわざ
- 頭禿げても浮気はやまぬ(あたまはげてもうわきはやまぬ)
- 浮いた噂(ういたうわさ)
- 浮かぬ顔(うかぬかお)
- 浮かぶ瀬(うかぶせ)
- 浮かぶ瀬がない(うかぶせがない)
- 浮き足立つ(うきあしだつ)
- 浮き川竹(うきかわたけ)
- 浮き沈み七度(うきしずみななたび)
- 浮き名を流す(うきなをながす)
- 浮き彫りにする(うきぼりにする)
「気」を含むことわざ
- 麻布で気が知れぬ(あざぶできがしれぬ)
- 味も素っ気もない(あじもそっけもない)
- 頭から湯気を立てる(あたまからゆげをたてる)
- 頭禿げても浮気はやまぬ(あたまはげてもうわきはやまぬ)
- 徒の悋気(あだのりんき)
- 呆気に取られる(あっけにとられる)
- 家鴨も鴨の気位(あひるもかものきぐらい)
- 雨の降る日は天気が悪い(あめのふるひはてんきがわるい)
- いい気なものだ(いいきなものだ)
- いい気になる(いいきになる)
「捏」を含むことわざ
- 世辞で丸めて浮気で捏ねる(せじでまるめてうわきでこねる)
- 駄駄を捏ねる(だだをこねる)
- 屁理屈を捏ねる(へりくつをこねる)
- 理屈を捏ねる(りくつをこねる)
