木にも萱にも心を置く
ことわざ「木にも萱にも心を置く」の意味・読み方・異形などを解説します。
木にも萱にも心を置く
きにもかやにもこころをおく
| 言葉 | 木にも萱にも心を置く |
|---|---|
| 読み方 | きにもかやにもこころをおく |
| 意味 | 風で木がゆれたり萱がそよいだりしただけでも、敵がかくれていないかと身構えることから、ほんの小さな物ごとにもびくびくして、ちっとも落ち着けずにいる心のたとえ。
まわりの人や物ごとに、細かい点にまで気を配り、用心をおこたらないようすにも当てて使う。 「萱」は、すすきやすげなど、屋根をふく材料になる草を広く指す呼び名。「心を置く」は、気をゆるめずに用心すること。 「木にも草にも心を置く」とも言う。 |
| 例文 | 引っこしてきたばかりの弟は、木にも萱にも心を置くようすで、近所の犬がほえただけで母の後ろにかくれてしまう。 |
| 異形 | 木にも草にも心を置く(きにもくさにもこころをおく) |
| 場面 | 怯える / 慎重 / 木 |
| 使用漢字 | 木 / 萱 / 心 / 置 / 草 |
「木」を含むことわざ
- 商人は木の葉も錦に飾る(あきんどはこのはもにしきにかざる)
- 足を擂り粉木にする(あしをすりこぎにする)
- 争い木登り川渡り(あらがいきのぼりかわわたり)
- 諍い果てての乳切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
- 移木の信(いぼくのしん)
- 植木屋の庭できが多い(うえきやのにわできがおおい)
- 魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
- 独活の大木(うどのたいぼく)
- 埋もれ木に花咲く(うもれぎにはなさく)
「萱」を含むことわざ
- 木にも萱にも心を置く(きにもかやにもこころをおく)
- 千日に刈った萱一日に亡ぼす(せんにちにかったかやいちにちにほろぼす)
「心」を含むことわざ
- 諦めは心の養生(あきらめはこころのようじょう)
- 明日ありと思う心の仇桜(あすありとおもうこころのあだざくら)
- 頭剃るより心を剃れ(あたまそるよりこころをそれ)
- 過つは人の性、許すは神の心(あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)
- 怒り心頭に発する(いかりしんとうにはっする)
- 生きた心地もしない(いきたここちもしない)
- 一心岩をも通す(いっしんいわをもとおす)
- 鰯の頭も信心から(いわしのあたまもしんじんから)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 運用の妙は一心に存す(うんようのみょうはいっしんにそんす)
「置」を含むことわざ
- アクセントを置く(あくせんとをおく)
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 頭に置く(あたまにおく)
- 一目置く(いちもくおく)
- 犬にも食わせず棚にも置かず(いぬにもくわせずたなにもおかず)
- 置いてきぼりを食う(おいてきぼりをくう)
- 置かぬ棚を探す(おかぬたなをさがす)
- 置かぬ棚をも探せ(おかぬたなをもさがせ)
- 置き酌失礼、持たぬが不調法(おきじゃくしつれい、もたぬがぶちょうほう)
- 重きを置く(おもきをおく)
