肝を嘗める
ことわざ「肝を嘗める」の意味・読み方・異形などを解説します。
肝を嘗める
きもをなめる
| 言葉 | 肝を嘗める |
|---|---|
| 読み方 | きもをなめる |
| 意味 | たいへんつらい目を見ること。なかでも、かたき討ちや、大きな望みをかなえるといった目当てのために、つらさを味わう場合にいう。
古代の中国で、越(えつ)の国の王であった勾践(こうせん)は、呉(ご)に負けたあと、座る場所のそばに苦い胆(きも)を置き、飲み食いのたびにそれをなめて、敗れた恥を心にきざんだ。勾践はやがて呉をほろぼした。 四字熟語「臥薪嘗胆」のうち「嘗胆(しょうたん)」の部分を、訓読みして日本語の言い回しにしたもの。辞典によっては「胆を嘗める」の字を当てる。勾践にまつわる言葉には「会稽の恥を雪ぐ」もある。 |
| 例文 | 去年の決勝で負けたくやしさを胸に、選手たちは一年間肝を嘗める思いで練習を重ねてきた。 |
| 出典 | 『史記』越王句践世家 |
| 異形 | 胆を嘗める(きもをなめる) |
| 場面 | 我慢 / 苦労を重ねる |
| 使用漢字 | 肝 / 嘗 / 胆 |
「肝」を含むことわざ
- 荒肝を抜く(あらぎもをぬく)
- 生き肝を抜く(いきぎもをぬく)
- 肝胆相照らす(かんたんあいてらす)
- 肝胆地に塗る(かんたんちにまみる)
- 肝胆も楚越なり(かんたんもそえつなり)
- 肝胆を砕く(かんたんをくだく)
- 肝胆を披く(かんたんをひらく)
- 肝脳、地に塗る(かんのう、ちにまみる)
- 肝脳を絞る(かんのうをしぼる)
- 肝が据わる(きもがすわる)
「嘗」を含むことわざ
- 苦汁を嘗める(くじゅうをなめる)
- 苦杯を嘗める(くはいをなめる)
- 皿嘗めた猫が科を負う(さらなめたねこがとがをおう)
- 塩を売っても手を嘗めろ(しおをうってもてをなめろ)
- 辛酸を嘗める(しんさんをなめる)
- 総嘗めにする(そうなめにする)
- 糟粕を嘗める(そうはくをなめる)
- ちょっと嘗めたが身の詰まり(ちょっとなめたがみのつまり)
- 嘗めてかかる(なめてかかる)
- 鼠が塩を嘗める(ねずみがしおをなめる)
