肝胆地に塗る
ことわざ「肝胆地に塗る」の意味・読み方を解説します。
肝胆地に塗る
かんたんちにまみる
| 言葉 | 肝胆地に塗る |
|---|---|
| 読み方 | かんたんちにまみる |
| 意味 | 戦乱に巻きこまれた人々が、目をおおうほど無残に殺されること。激しく血を流して戦うことや、ひどい苦しみを味わうことのたとえとする用法も見られる。
「肝胆」は肝臓と胆のう(肝臓の下にある、消化を助ける液をためる小さな袋)。体の奥にあるはずの臓器が、土の上に散って泥によごれるという、むごい死に方を表した言葉。 『史記』では、蒯通(かいつう)が韓信に、楚と漢が天下を争っているせいで罪のない人々がこのような目にあっていると説く場面にこの言葉が見える。よく似た表現に肝脳地に塗るがあり、「地に塗る」を使った言葉に一敗地に塗れるがある。 |
| 例文 | 権力争いのために、罪もない村人たちが肝胆地に塗る目にあったと知り、胸が痛んだ。 |
| 出典 | 『史記』淮陰侯列伝 |
| 場面 | 戦争 / 死亡 |
| 使用漢字 | 肝 / 胆 / 地 / 塗 |
「肝」を含むことわざ
- 荒肝を抜く(あらぎもをぬく)
- 生き肝を抜く(いきぎもをぬく)
- 肝胆相照らす(かんたんあいてらす)
- 肝胆も楚越なり(かんたんもそえつなり)
- 肝胆を砕く(かんたんをくだく)
- 肝胆を披く(かんたんをひらく)
- 肝脳、地に塗る(かんのう、ちにまみる)
- 肝が据わる(きもがすわる)
- 肝が小さい(きもがちいさい)
- 肝が太い(きもがふとい)
「胆」を含むことわざ
- 生き胆を抜く(いきぎもをぬく)
- 肝胆相照らす(かんたんあいてらす)
- 肝胆も楚越なり(かんたんもそえつなり)
- 肝胆を砕く(かんたんをくだく)
- 肝胆を披く(かんたんをひらく)
- 胆が据わる(きもがすわる)
- 心胆を寒からしめる(しんたんをさむからしめる)
- 胆斗の如し(たんとのごとし)
- 胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲す(たんはだいならんことをほっし、こころはしょうならんことをほっす)
- 胆を練る(たんをねる)
「地」を含むことわざ
- 足が地に着かない(あしがちにつかない)
- 足が地に着く(あしがちにつく)
- 有って地獄、無くて極楽(あってじごく、なくてごくらく)
- 雨降って地固まる(あめふってじかたまる)
- 生きた心地もしない(いきたここちもしない)
- 意気地がない(いくじがない)
- 石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)
- 意地が汚い(いじがきたない)
- 意地でも(いじでも)
- 意地になる(いじになる)
