氷を歩む
ことわざ「氷を歩む」の意味・読み方・異形などを解説します。
氷を歩む
こおりをあゆむ
| 言葉 | 氷を歩む |
|---|---|
| 読み方 | こおりをあゆむ |
| 意味 | 一歩ごとに足の下が割れて、水の中へ沈みかねないような、ひどく危うく恐ろしい状況のたとえ。
冬の池や湖に張った薄い氷は、人の重みがかかれば今にも割れそうになる。その上をそろそろと渡っていくときの、身のすくむような怖さを、物事にあてはめていう。 「歩む」は「歩く」と同じ。動詞を替えて「氷を踏む」ともいう。『詩経』の句から出た薄氷を踏むとは、たとえに使う場面がほぼ重なる。 |
| 例文 | 運転資金が底をつきかけたまま新しい店を開いた半年は、まさに氷を歩むようで、気の休まる日がなかった。 |
| 異形 | 氷を踏む(こおりをふむ) |
| 場面 | 危険 / 緊迫 |
| 使用漢字 | 氷 / 歩 / 踏 |
「氷」を含むことわざ
- 脂に画き、氷に鏤む(あぶらにえがき、こおりにちりばむ)
- 堅き氷は霜を履むより至る(かたきこおりはしもをふむよりいたる)
- 渙然氷釈する(かんぜんひょうしゃくする)
- 氷と炭(こおりとすみ)
- 氷に座す(こおりにざす)
- 氷は水より出でて水よりも寒し(こおりはみずよりいでてみずよりもさむし)
- 霜を履んで堅氷至る(しもをふんでけんぴょういたる)
- 小寒の氷大寒に解く(しょうかんのこおりだいかんにとく)
- 深淵に臨んで薄氷を履むが如し(しんえんにのぞんではくひょうをふむがごとし)
- 夏の虫、氷を笑う(なつのむし、こおりをわらう)
「歩」を含むことわざ
- 歩く足には塵が付く(あるくあしにはちりがつく)
- 一歩譲る(いっぽゆずる)
- 一歩を踏み出す(いっぽをふみだす)
- 犬の川端歩き(いぬのかわばたあるき)
- 犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)
- 牛の歩み(うしのあゆみ)
- 牛の歩みも千里(うしのあゆみもせんり)
- 蟹を縦に歩かせることはできない(かにをたてにあるかせることはできない)
- 邯鄲の歩み(かんたんのあゆみ)
- 騏驥の跼躅するは駑馬の安歩に如かず(ききのきょくちょくするはどばのあんぽにしかず)
