五色主無し

ことわざ「五色主無し」(ごしきしゅなし)の意味・読み方を解説します。

言葉五色主無し
読み方ごしきしゅなし
意味恐ろしさに震え上がって、顔の色があれこれと入れかわり、一つの色に落ち着かないようす。
「五色」はもとは五種類の色のことで、句の中では顔に次々と浮かぶ色合いのこと。「主無し」は、その色がどれか一つに収まりきらない様子をさす。
句は『淮南子』精神訓に載る話から出た。『淮南子』は、大昔に中国で編まれた本の名。伝説の王の禹(う)が南の地方を見て回る途中で大きな川を渡っていると、黄色い竜が現れて舟を背に負った。舟の上の人たちはおびえきって「五色主無し」のありさまになったが、禹は笑い、生きるのはこの世にしばらく宿を借りることで、死ぬのはもとの所へ帰るだけだと言った。竜をとかげほどにしか見ず、顔色一つ変えなかったので、竜は耳を伏せ、尾を振って逃げていったという。
おびえて顔から血の気が引くことをいう顔色なしも、近い場面で使う言葉である。
例文夜道でいきなり大きな犬にほえかかられ、弟は五色主無しのありさまで、その場に立ちすくんでしまった。
出典『淮南子』精神訓
場面怯える / 顔
使用語彙五色
使用漢字五 / 色 / 主 / 無

「五」を含むことわざ

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「無」を含むことわざ

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