山椒目の毒腹薬
ことわざ「山椒目の毒腹薬」の意味・読み方を解説します。
山椒目の毒腹薬
さんしょうめのどくはらぐすり
| 言葉 | 山椒目の毒腹薬 |
|---|---|
| 読み方 | さんしょうめのどくはらぐすり |
| 意味 | 山椒を食べると、ぴりっとした刺激が強いため目には害になるけれど、おなかの調子を整えたり、腹の中にすみつく寄生虫(回虫)を追い出したりする効き目もあるので、腹には薬として働くということ。
目には「毒」、腹には「薬」と、同じ一つの食べ物でも、体のどこに効くかで正反対に作用するという見方を、短い言葉にまとめている。 山椒を使った句なら、山椒は小粒でもぴりりと辛いが名高い。また、濃い茶目の毒気の薬も、目の毒と薬を組み合わせた、よく似た形の言い回し。 |
| 例文 | うなぎのかば焼きに山椒をたっぷり振りながら、祖母は「山椒目の毒腹薬というからね、おなかにはいいんだよ」と笑った。 |
| 場面 | 健康 / 薬 / 良い面と悪い面がある |
| 使用語彙 | 山椒 / 目 / 毒 |
| 使用漢字 | 山 / 椒 / 目 / 毒 / 腹 / 薬 |
「山」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)
- 石、玉をつつみて山輝く(いし、たまをつつみてやまかがやく)
- 何れを見ても山家育ち(いずれをみてもやまがそだち)
- 一度焼けた山は二度は焼けぬ(いちどやけたやまはにどはやけぬ)
- 一目山随徳寺(いちもくさんずいとくじ)
- 一葉目を蔽えば泰山を見ず(いちようめをおおえばたいざんをみず)
- 馬を華山の陽に帰し、牛を桃林の野に放つ(うまをかざんのみなみにきし、うしをとうりんのやにはなつ)
- 海に千年山に千年(うみにせんねんやまにせんねん)
- 海の物とも山の物ともつかぬ(うみのものともやまのものともつかぬ)
「椒」を含むことわざ
- 驚き、桃の木、山椒の木(おどろき、もものき、さんしょのき)
- 胡椒の丸呑み(こしょうのまるのみ)
- 山椒目の毒腹薬(さんしょうめのどくはらぐすり)
- 山椒は小粒でもぴりりと辛い(さんしょはこつぶでもぴりりとからい)
「目」を含むことわざ
- 青葉は目の薬(あおばはめのくすり)
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 麻殻に目鼻をつけたよう(あさがらにめはなをつけたよう)
- 朝題目に宵念仏(あさだいもくによいねんぶつ)
- 足を重ねて立ち、目を側てて視る(あしをかさねてたち、めをそばだててみる)
- 網の目から手(あみのめからて)
- 網の目に風たまらず(あみのめにかぜたまらず)
- 網の目に風たまる(あみのめにかぜたまる)
- 網の目を潜る(あみのめをくぐる)
「毒」を含むことわざ
- 宴安は酖毒(えんあんはちんどく)
- 親の甘茶が毒となる(おやのあまちゃがどくとなる)
- 聞けば気の毒、見れば目の毒(きけばきのどく、みればめのどく)
- 気の毒は身の毒(きのどくはみのどく)
- 薬の灸は身に熱く、毒な酒は甘い(くすりのきゅうはみにあつく、どくなさけはあまい)
- 薬は毒ほど効かぬ(くすりはどくほどきかぬ)
- 薬は身の毒(くすりはみのどく)
- 薬も過ぎれば毒となる(くすりもすぎればどくとなる)
- 口に甘いは腹に毒(くちにあまいははらにどく)
- 濃い茶目の毒気の薬(こいちゃめのどくきのくすり)
「腹」を含むことわざ
- 商人は腹を売り、客は下より這う(あきんどははらをうり、きゃくはしたよりはう)
- 朝腹に茶漬け(あさばらにちゃづけ)
- 後腹が病める(あとばらがやめる)
- 諍いをしいしい腹を大きくし(いさかいをしいしいはらをおおきくし)
- 痛くもない腹を探られる(いたくもないはらをさぐられる)
- 旨い物は腹にたまる(うまいものははらにたまる)
- 海魚腹から川魚背から(うみうおはらからかわうおせから)
- 偃鼠河に飲むも満腹に過ぎず(えんそかわにのむもまんぷくにすぎず)
- 思うこと言わねば腹ふくる(おもうこといわねばはらふくる)
- 恩の腹は切らねど情けの腹は切る(おんのはらはきらねどなさけのはらはきる)
