「ぎょ」から始まる故事・ことわざ・慣用句
「ぎょ」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 6 件
行間を読む(ぎょうかんをよむ)
書物の表面上には表れていない、背後にある筆者の真意を読みとることのたとえ。
堯の子堯ならず(ぎょうのこぎょうならず)
親が賢くても子どもは凡庸な場合もあるというたとえ。「堯」は古代中国の伝説上の聖王で、帝位を自分の子どもではなく、よりふさわしい人間へと、摂政の舜に譲った。堯の子であっても堯のように賢明とはかぎらないということ。
玉山崩る(ぎょくざんくずる)
容姿の立派な人が酔いつぶれるたとえ。「玉山」は、珠玉のとれる山から転じて、容姿のあでやかなことのたとえ。
玉斧を乞う(ぎょくふをこう)
人に詩や文章の添削を頼むことのたとえ。「玉斧」は、他人が詩文の添削をすることを、敬っていう言葉。
魚腹に葬らる(ぎょふくにほうむらる)
海や川で水死するたとえ。 海や川で溺れ死んで魚の餌となり、その腹に葬られるとの意から。
漁夫の利(ぎょふのり)
両者が争っている隙につけ入り、第三者が利益を横取りすることのたとえ。 「漁夫」は漁師のこと。漁父とも書く。 鴫(しぎ)と蛤(はまぐり)が争っている間に、漁師が両方とも捕まえたという中国の故事から。 「鷸蚌の争い」ともいう。
故事・ことわざ・慣用句一覧
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