「ど」で終わる故事・ことわざ・慣用句
「ど」で終わる故事・ことわざ・慣用句 — 15 件
商いは門門(あきないはかどかど)
商売のこつは客を観察してその客に合った物を売ることだということ。
穴の開くほど(あなのあくほど)
何かをじっと見つめるさま。
嫌というほど(いやというほど)
もうこれ以上はいらないと思うほど。うんざりするほど。
唸るほど(うなるほど)
有り余るほどたくさんあるさま。
兎の毛で突いたほど(うのけでついたほど)
きわめて小さいことのたとえ。 うさぎの細い毛の先で突いた程度との意から。
エル・ドラード(える・どらーど)
理想郷のこと。十六世紀のスペインの探検家たちが南アメリカの北部にあると信じた黄金郷のことで、転じて理想郷をさす。
遅牛も淀、早牛も淀(おそうしもよど、はやうしもよど)
早い遅いの差はあっても、結果は同じだからあわてることはないということ。 「淀」は京都市伏見区にある地名で、集荷場として栄えた場所。 荷物を運ぶ牛の歩みに多少の差があっても、結局行き着く所は淀であるとの意から。 「早牛も淀、遅牛も淀」ともいう。
数える程(かぞえるほど)
ある数量が、指を折ってかぞえられるほど僅かであるということ。
金の光は阿弥陀ほど(かねのひかりはあみだほど)
金の力が絶大であることのたとえ。 金銭は阿弥陀如来の威光にも匹敵するという意味から。
口は禍の門(くちはわざわいのかど)
うっかり言ってしまった言葉が災いを招くこともあるため、口は慎まなければならないという戒め。 「口は禍の門」「禍は口から」ともいう。
爪の垢ほど(つめのあかほど)
爪先にたまる垢ほどの、ごくわずかなことのたとえ。
仲人は宵の程(なこうどはよいのほど)
仲人は結婚式での務めを終えたら、長居せずに引き上げたほうがよいということ。 「仲人は宵のうち」「仲人は宵の程」ともいう。
何事も三度(なにごともさんど)
一度や二度の失敗であきらめず、せめて三度はやってみよということ。
仏の顔も三度(ほとけのかおもさんど)
どんなに温和な人でも、繰り返しひどい仕打ちをされると腹を立てるというたとえ。 慈悲深い仏でも、顔を三度もなでられると腹を立てるとの意から。 「地蔵の顔も三度」ともいう。
待てど暮らせど(まてどくらせど)
いくら待っても。
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