「漬」を含む故事・ことわざ・慣用句
「漬」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
朝飯前のお茶漬け(あさめしまえのおちゃづけ)
ものごとが容易にできることのたとえ。 朝飯前の空腹時に食べるお茶漬けは、さらさらと簡単に食べられるということから。
搗き臼で茶漬け(つきうすでちゃづけ)
大きすぎる物を小さな物のかわりには使おうとするたとえ。餅つき臼は、茶漬けを食べるには大きくて使えない、大は小を兼ねないということ。
漬物褒めれば嬶褒める(つけものほめればかかほめる)
漬物の味をほめると、それを漬けた主婦をほめるのと同じことになり、亭主がやきもちを焼く原因になるから気をつけよということ。
なんなら茶漬け(なんならちゃづけ)
口先だけのお世辞をいうたとえ。もう帰ろうとしている客に「なんなら茶漬けでも」と口先だけで引き止める言葉。「遠州のなんなら茶漬け」「京のお茶漬け」など各地でいろいろな言い方がある。