「蟹」を含む故事・ことわざ・慣用句
「蟹」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
何事も焦ったり慌てたりすると失敗するというたとえ。 「慌てる蟹は穴の口で死ぬ」ともいう。
慌てる蟹は穴へ入れぬ(あわてるかにはあなへはいれぬ)
何事も焦ったり慌てたりすると失敗するというたとえ。 「慌てる蟹は穴の口で死ぬ」ともいう。
蟹の念仏(かにのねんぶつ)
蟹が口から泡を出すように、口の中でぶつぶつとつぶやくことのたとえ。
蟹の横這い(かにのよこばい)
他人には不自由そうに見えても、本人には都合がよいことのたとえ。蟹の歩き方はぎこちなく見えるが、蟹にとってはそれが自然な歩き方であることから。 または、蟹が横に歩くことから、物事が横にそれがちで進行がうまくいかないことのたとえ。
蟹は甲羅に似せて穴を掘る(かにはこうらににせてあなをほる)
人はそれぞれ自分の身分や力量に応じた考え方や行動をするというたとえ。蟹は自分の大きさに合わせて穴を掘るということから。
蟹を縦に歩かせることはできない(かにをたてにあるかせることはできない)
横に歩く蟹を縦に歩かせるのは無理なように、生まれつきの性格は変えられないということ。
月夜の蟹(つきよのかに)
中身がない人のたとえ。蟹は月夜にはえさを食べず、身が少ないことから。