「疑」を含む故事・ことわざ・慣用句
「疑」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
疑いを挟む(うたがいをはさむ)
ある事柄に対して疑いの気持ちを抱くこと。
疑わしきは罰せず(うたがわしきはばっせず)
刑事訴訟で、犯罪事実がはっきりと証明されないときには、被告人を有罪にしてはならないという原則のこと。
疑心、暗鬼を生ず(ぎしん、あんきをしょうず)
疑いの心を持つと、何でもないことまで恐ろしく、不安になること。
狐疑(こぎ)
物事を疑い、行うことをためらうこと。疑い深い。
七度探して人を疑え(しちどさがしてひとをうたがえ)
物がなくなった時には、自分でよく探してみるのが先で、軽率に人を疑ってはいけないという戒めの言葉。 七回探しても見つからない時に、はじめて他人を疑うべきとの意から。 「七度探して人を疑え」
十遍探して人を疑え(じっぺんさがしてひとをうたがえ)
物がなくなった時には、自分でよく探してみるのが先で、軽率に人を疑ってはいけないという戒めの言葉。 七回探しても見つからない時に、はじめて他人を疑うべきとの意から。 「七度探して人を疑え」
大疑は大悟の基(たいぎはたいごのもとい)
大きな疑いを持つということは、大きな悟りを開くもとであるということ。
罪の疑わしきは軽くし、功の疑わしきは重くす(つみのうたがわしきはかるくし、こうのうたがわしきはおもくす)
罪状が疑わしいときはなるべく罪を軽く、功績の疑わしいときはできるだけ手厚く賞するのがよいということ。 「罪の疑わしきは軽くせよ、功の疑わしきは重くせよ」ともいう。
罪の疑わしきは軽くせよ、功の疑わしきは重くせよ(つみのうたがわしきはかるくせよ、こうのうたがわしきはおもくせよ)
罪状が疑わしいときはなるべく罪を軽く、功績の疑わしいときはできるだけ手厚く賞するのがよいということ。 「罪の疑わしきは軽くせよ、功の疑わしきは重くせよ」ともいう。
七度尋ねて人を疑え(ななたびたずねてひとをうたがえ)
物がなくなった時には、自分でよく探してみるのが先で、軽率に人を疑ってはいけないという戒めの言葉。 七回探しても見つからない時に、はじめて他人を疑うべきとの意から。 「七度探して人を疑え」
耳を疑う(みみをうたがう)
想像や予測をしていなかったことを聞いて、信じることができない様子。
耳を信じて目を疑う(みみをしんじてめをうたがう)
遠くのものを尊重して、近くのものを軽んじることのたとえ。また、昔を重んじて今を軽視することのたとえ。 人から聞いたことは信じて、自分の目で見たものは信じないとの意から。 「耳を信じて目を疑う」ともいう。
目を疑う(めをうたがう)
実際に目にしても、その物事を信じることができない様子。