「帯」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 10 件
「帯」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
衣帯を解かず(いたいをとかず)
帯を緩める間もなく、一つのことだけに向き合い続けること。 前漢の王莽が伯父の王鳳の病床に何か月も付き添い、身なりを直す間も惜しんだという。
印綬を帯びる(いんじゅをおびる)
国の役人としての職(官職)に就くこと。役人に任じられること。 「印綬」とは、古い時代の中国で、役人に任命されたしるしとして天子(皇帝)から授かる印(はんこ)と、その印を腰に下げておくための組みひものこと。官職にある人は、自分の職に見合った印綬をいつも身につけていたので、印綬を帯びると言えば役人になることを指した。 反対に、役人の職から退くことは[[印綬を解く*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/2552.php]]という。
男世帯に蛆がわき、女世帯に花が咲く(おとこじょたいにうじがわき、おんなじょたいにはながさく)
連れ合いを欠くと、男の側は身のまわりが荒れていく一方で、女の側はかえって手入れが行き届き、人目を引くようになる。 「やもめ」は、対を失って独りでいる者。
帯に短し、襷に長し(おびにみじかし、たすきにながし)
長さや大きさが中途半端なせいで、どちらの用にも合わず使い道がないことのたとえ。 帯として使うには足りず、襷として使うには余ってしまう布切れの様子から。
海棠の雨を帯びたる風情(かいどうのあめをおびたるふぜい)
美しい女性が、悲しみや心配ごとのために力なく肩を落とし、うなだれる姿を表すたとえ。弱々しく沈んだ姿にも、いじらしい美しさがあるという含みをもつ。 「海棠」は春に桃色の花をつける木で、花は長い柄の先から下を向いて咲く。その花が雨にぬれて重そうにうなだれる様子を、沈んだ美人の姿に見立てた言葉。 海棠の花は昔から美しい女性にたとえられ、唐の玄宗皇帝が酔いの残る楊貴妃を海棠の花に見立てた話による「[[海棠の睡り未だ足らず*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/2338.php]]」も、同じ花を用いた表現である。
五両で帯買うて三両で絎ける(ごりょうでおびこうてさんりょうでくける)
本体そのものより、それを使えるようにするための手間賃のほうがかさんでしまうということ。 五両を出して帯を買い、仕立てにさらに三両を足す羽目になる、という勘定である。「絎ける」は、縫い目を表に出さずに縫い合わせること。
所帯を畳む(しょたいをたたむ)
一家を構えて生計を立てていた暮らしを止めること。
所帯を持つ(しょたいをもつ)
独立した生計を立てて一家を構えること。 または、結婚して親元を離れて暮らすこと。
世帯仏法腹念仏(せたいぶっぽうはらねんぶつ)
ありがたい説法も念仏も、突き詰めれば日々の糧を得るための業だということ。 信心より先に暮らしがあるという、皮肉を込めた見方。
熱気を帯びる(ねっきをおびる)
その場の雰囲気が高まり、緊迫感が感じられる様子。
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