君子は言に訥にして行いに敏ならんと欲す
ことわざ「君子は言に訥にして行いに敏ならんと欲す」の意味・読み方・異形などを解説します。
君子は言に訥にして行いに敏ならんと欲す
くんしはげんにとつにしておこないにびんならんとほっす
| 言葉 | 君子は言に訥にして行いに敏ならんと欲す |
|---|---|
| 読み方 | くんしはげんにとつにしておこないにびんならんとほっす |
| 意味 | 立派な人は、ものを言うのは鈍く、事を行うのは早くありたいと願う。
「訥」は口ごもってすらすら言えないさま、「敏」は素早いこと。孔子は言葉が行いに先立つことを嫌い、順序は逆であれと説いた。 |
| 出典 | 『論語』里仁 |
| 異形 | 君子は言に訥にして行に敏ならんと欲す(くんしはげんにとつにしてこうにびんならんとほっす) |
| 場面 | 実行する / 言葉遣い |
| 使用語彙 | 君子 / 行い |
| 使用漢字 | 君 / 子 / 言 / 訥 / 行 / 敏 / 欲 |
「君」を含むことわざ
- 一天万乗の君(いってんばんじょうのきみ)
- 君、君たらずと雖も臣は臣たらざるべからず(きみ、きみたらずといえどもしんはしんたらざるべからず)
- 君、辱めらるれば臣死す(きみ、はずかしめらるればしんしす)
- 君君たり臣臣たり(きみきみたりしんしんたり)
- 君を思うも身を思う(きみをおもうもみをおもう)
- 君子、危うきに近寄らず(くんし、あやうきにちかよらず)
- 君子に三戒あり(くんしにさんかいあり)
- 君子の過ちは日月の食のごとし(くんしのあやまちはじつげつのしょくのごとし)
- 君子の三畏(くんしのさんい)
- 君子の三楽(くんしのさんらく)
「子」を含むことわざ
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 赤子の手を捻る(あかごのてをひねる)
- 赤子は泣き泣き育つ(あかごはなきなきそだつ)
- 赤子を裸にしたよう(あかごをはだかにしたよう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 秋の日と娘の子はくれぬようでくれる(あきのひとむすめのこはくれぬようでくれる)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 熱火子に払う(あつびこにはらう)
- 後先息子に中娘(あとさきむすこになかむすめ)
- 晏子の御(あんしのぎょ)
「言」を含むことわざ
- ああ言えばこう言う(ああいえばこういう)
- 合言葉にする(あいことばにする)
- 呆れて物が言えない(あきれてものがいえない)
- 明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
- あっと言う間(あっというま)
- あっと言わせる(あっといわせる)
- 後から剝げる正月言葉(あとからはげるしょうがつことば)
- 穴を掘って言い入れる(あなをほっていいいれる)
- 有り体に言う(ありていにいう)
- 言い得て妙(いいえてみょう)
「訥」を含むことわざ
- 君子は言に訥にして行いに敏ならんと欲す(くんしはげんにとつにしておこないにびんならんとほっす)
- 剛毅朴訥、仁に近し(ごうきぼくとつ、じんにちかし)
- 大弁は訥なるが如し(たいべんはとつなるがごとし)
「行」を含むことわざ
- 秋の夕焼け鎌を研げ、秋の朝照り隣へ行くな(あきのゆうやけかまをとげ、あきのあさでりとなりへいくな)
- 悪事千里を行く(あくじせんりをいく)
- 畦から行くも田から行くも同じ(あぜからいくもたからいくもおなじ)
- 後へも先へも行かぬ(あとへもさきへもいかぬ)
- 好い線を行く(いいせんをいく)
- 言うと行うとは別問題である(いうとおこなうとはべつもんだいである)
- 言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
- 行き当たりばったり(いきあたりばったり)
- 行き掛けの駄賃(いきがけのだちん)
- 行く行くの長居り(いくいくのながおり)
「敏」を含むことわざ
- 機を見るに敏(きをみるにびん)
- 君子は言に訥にして行いに敏ならんと欲す(くんしはげんにとつにしておこないにびんならんとほっす)
「欲」を含むことわざ
- 己の欲する所を人に施せ(おのれのほっするところをひとにほどこせ)
- 己の欲せざる所は人に施すこと勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすことなかれ)
- 親の欲目(おやのよくめ)
- 樹静かならんと欲すれども風止まず(きしずかならんとほっすれどもかぜやまず)
- 心の欲する所に従えども矩を踰えず(こころのほっするところにしたがえどものりをこえず)
- 子養わんと欲すれども親待たず(こやしなわんとほっすれどもおやまたず)
- 後生大事や金欲しや死んでも命のあるように(ごしょうだいじやかねほしやしんでもいのちのあるように)
- 山雨来らんと欲して風楼に満つ(さんうきたらんとほっしてかぜろうにみつ)
- 将を射んと欲すれば先ず馬を射よ(しょうをいんとほっすればまずうまをいよ)
- 信心も欲から(しんじんもよくから)
