これに懲りよ道才坊
ことわざ「これに懲りよ道才坊」の意味・読み方を解説します。
これに懲りよ道才坊
これにこりよどうさいぼう
| 言葉 | これに懲りよ道才坊 |
|---|---|
| 読み方 | これにこりよどうさいぼう |
| 意味 | 「この失敗に懲りて、もう二度と同じことはするな」と相手に言うとき、語呂のよさを狙って後ろに「道才坊」と付け足した言い回し。人の名前めいた語を添えて口ぶりを軽くし、しくじった人に、半ばおどけた口調で反省をうながす。
「道才坊」はそれ自体にはっきりした意味のない語で、書き方には「道斎坊」「道才棒」などもある。もとについては、災いよけや武器に使った棒「撮棒(さいぼう)」で打たれて懲りろ、という言い方が変わって、人の名前のような響きに落ち着いたという説がある。京都など関西のいろはがるたにも、この句の札がある。 失敗に懲りて、今度は要らないところまで用心しすぎるさまをいう句に羹に懲りて膾を吹くがある。また、語呂を合わせて別の語を付け足す言い方は恐れ入谷の鬼子母神と同じ型である。 |
| 例文 | 夜ふかしで寝坊して遅刻し、先生に叱られたって?これに懲りよ道才坊だよ、今夜は早く寝なさい。 |
| 場面 | 戒めの言葉 / 言葉遊び |
| 使用漢字 | 懲 / 道 / 才 / 坊 |
「懲」を含むことわざ
- 羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)
- これに懲りよ道才坊(これにこりよどうさいぼう)
- 酒と産には懲りた者がない(さけとさんにはこりたものがない)
- 性懲りもなく(しょうこりもなく)
- 難産、色に懲りず(なんざん、いろにこりず)
- 舟に懲りて輿を忌む(ふねにこりてこしをいむ)
「道」を含むことわざ
- 朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり(あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 意志のある所には道がある(いしのあるところにはみちがある)
- 鼬の道切り(いたちのみちきり)
- 一芸は道に通ずる(いちげいはみちにつうずる)
- 茨の道(いばらのみち)
- 老いたる馬は道を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
- 限りある道(かぎりあるみち)
- 学問に王道なし(がくもんにおうどうなし)
- 鬼神に横道なし(きじんにおうどうなし)
「才」を含むことわざ
- 青二才(あおにさい)
- 一引き、二才、三学問(いちひき、にさい、さんがくもん)
- 詠雪の才(えいせつのさい)
- 螻蛄才(けらざい)
- 才余りありて識足らず(さいあまりありてしきたらず)
- 才子、才に倒れる(さいし、さいにたおれる)
- 才槌で庭掃く(さいづちでにわはく)
- 才に走る(さいにはしる)
- 七歩の才(しちほのさい)
- 詩に別才あり(しにべっさいあり)
