四海を家とす

ことわざ「四海を家とす」の意味・読み方・異形などを解説します。

言葉四海を家とす
読み方しかいをいえとす
意味天子(国をおさめる皇帝)は、天下全体を一つの家とみなし、その中で生きる民をわが家族と思うことを表す。
また、天下のあらゆる場所をわが住まいとみなすところから、決まった住所を持たず、各地を転々と暮らす生き方をたとえても使う。
「四海」はもとは国の四方を囲む海を言い、やがて天下全体の意味になった。中国の漢の時代、宮殿をりっぱに造りすぎだと怒った高祖(劉邦)に、重臣の蕭何(しょうか)が「天子は四海をわが家とするのだから、宮殿がりっぱでなければ天子の重みが示せない」と言い返したという話がもと。
例文若いころの祖父は、四海を家とすの言葉そのままに、仕事で日本各地を渡り歩いたそうだ。
出典『史記』高祖本紀、『漢書』高帝紀下
異形 四海を家となす(しかいをいえとなす)
場面政治 / 放浪
使用漢字四 / 海 / 家

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