五十にして四十九年の非を知る
ことわざ「五十にして四十九年の非を知る」の意味・読み方を解説します。
五十にして四十九年の非を知る
ごじゅうにしてしじゅうくねんのひをしる
| 言葉 | 五十にして四十九年の非を知る |
|---|---|
| 読み方 | ごじゅうにしてしじゅうくねんのひをしる |
| 意味 | 五十歳という区切りの年を迎え、それまでの四十九年を思い返すと、まちがった行いが次々と思い当たるということ。人の一生はしくじりの積み重ねで、振り返れば悔やまれる事柄だらけだという思いを込めている。
句のよりどころは『淮南子』(読みは、えなんじ)と題する中国の古典の、原道訓の巻。そこに、蘧伯玉(きょはくぎょく)という人物が五十歳で、過ぎた四十九年の誤りに気づいたとある。 同じく五十歳を題にした句に、孔子の言葉から出た五十にして天命を知るがある。 |
| 例文 | 五十にして四十九年の非を知るというが、五十の誕生日に自分の歩みを顧みると、あのときこうすればよかったと思うことばかりだ。 |
| 出典 | 『淮南子』原道訓 |
| 場面 | 五十代・五十歳 / 後悔 / 人生 |
| 使用漢字 | 五 / 十 / 四 / 九 / 年 / 非 / 知 |
「五」を含むことわざ
- 会えば五厘の損がゆく(あえばごりんのそんがゆく)
- 明日の百より今日の五十(あすのひゃくよりきょうのごじゅう)
- 生き二両に死に五両(いきにりょうにしにごりょう)
- 一升の餅に五升の取り粉(いっしょうのもちにごしょうのとりこ)
- 一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
- 浮世は一分五厘(うきよはいちぶごりん)
- 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)
- 男は二十五の暁まで育つ(おとこはにじゅうごのあかつきまでそだつ)
- 堪忍五両、思案十両(かんにんごりょう、しあんじゅうりょう)
- 堪忍五両、負けて三両(かんにんごりょう、まけてさんりょう)
「十」を含むことわざ
- 悪妻は六十年の不作(あくさいはろくじゅうねんのふさく)
- 明日の百より今日の五十(あすのひゃくよりきょうのごじゅう)
- 一から十まで(いちからじゅうまで)
- 一日暖めて十日冷やす(いちにちあたためてとおかひやす)
- 一日一字を学べば三百六十字(いちにちいちじをまなべばさんびゃくろくじゅうじ)
- 一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる)
- 一饋に十度立つ(いっきにとたびたつ)
- 一薫一蕕十年なお臭あり(いっくんいちゆうじゅうねんなおしゅうあり)
- 一狐裘三十年(いっこきゅうさんじゅうねん)
- 今参り二十日(いままいりはつか)
「四」を含むことわざ
- 一に褒められ二に憎まれ三に惚れられ四に風邪ひく(いちにほめられにににくまれさんにほれられしにかぜひく)
- うかうか三十きょろきょろ四十(うかうかさんじゅうきょろきょろしじゅう)
- 口耳四寸の学(こうじしすんのがく)
- 三十振袖、四十島田(さんじゅうふりそで、しじゅうしまだ)
- 四海波静か(しかいなみしずか)
- 四角な座敷を丸く掃く(しかくなざしきをまるくはく)
- 四角張った(しかくばった)
- 四月の中の十日に心なしに雇われるな(しがつのなかのとおかにこころなしにやとわれるな)
- 四時の序、功を成す者は去る(しじのじょ、こうをなすものはさる)
- 四十肩に五十腕(しじゅうかたにごじゅううで)
「九」を含むことわざ
- 王は十善神は九善(おうはじゅうぜんかみはくぜん)
- お前百までわしゃ九十九まで(おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで)
- 寒九の雨(かんくのあめ)
- 九牛の一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
- 九死に一生を得る(きゅうしにいっしょうをえる)
- 九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)
- 九層の台は累土より起こる(きゅうそうのうてなはるいどよりおこる)
- 九腸寸断す(きゅうちょうすんだんす)
- 九尺二間に戸が一枚(くしゃくにけんにとがいちまい)
- 九百九十九匹の鼻欠け猿、満足な一匹の猿を笑う(くひゃくくじゅうくひきのはなかけざる、まんぞくないっぴきのさるをわらう)
「年」を含むことわざ
- 商い三年(あきないさんねん)
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 悪妻は六十年の不作(あくさいはろくじゅうねんのふさく)
- 顎振り三年(あごふりさんねん)
- 好い年(いいとし)
- いい年をして(いいとしをして)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 烏賊の甲より年の劫(いかのこうよりとしのこう)
- 石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
- 一日の計は朝にあり一年の計は元旦にあり(いちにちのけいはあさにありいちねんのけいはがんたんにあり)
「非」を含むことわざ
- 敢えて後れたるに非ず、馬進まざるなり(あえておくれたるにあらず、うますすまざるなり)
- 神は非礼を受けず(かみはひれいをうけず)
- 枳棘は鸞鳳の棲む所に非ず(ききょくはらんぽうのすむところにあらず)
- 金湯の固きも粟に非ざれば守らず(きんとうのかたきもぞくにあらざればまもらず)
- 沙汰の限りに非ず(さたのかぎりにあらず)
- 知ることの艱きに非ず、行うこと惟艱し(しることのかたきにあらず、おこなうことこれかたし)
- 千金の裘は一狐の腋に非ず(せんきんのきゅうはいっこのえきにあらず)
- 是が非でも(ぜがひでも)
- 是非に及ばず(ぜひにおよばず)
- 是非は道によって賢し(ぜひはみちによってかしこし)
