主と病には勝たれず
ことわざ「主と病には勝たれず」の意味・読み方・異形などを解説します。
主と病には勝たれず
しゅうとやまいにはかたれず
| 言葉 | 主と病には勝たれず |
|---|---|
| 読み方 | しゅうとやまいにはかたれず |
| 意味 | 仕えている主人の言いつけと病気の苦しみには、どれほど理屈が通らなくても、またどれほどつらくても、逆らったところで勝ち目はない。主人も病も、こちらの都合で動かせる相手ではないので、黙って受け入れるほかはないと、あきらめて口にする。
「主」は、自分が仕えている主人のこと。病気だけについて言う言葉に「病には勝たれぬ」、言い分が通らない相手について言う言葉に「泣く子と地頭には勝たれぬ」がある。 |
| 例文 | 上司の無茶な注文に振り回され、そのうえ持病の腰痛まで出てきた。主と病には勝たれずで、今週はおとなしく従うしかない。 |
| 異形 | 主と持病には勝たれず(しゅとじびょうにはかたれず) |
| 場面 | 目上の人 / 病気 / 諦める |
| 使用語彙 | 持病 |
| 使用漢字 | 主 / 病 / 勝 / 持 |
「主」を含むことわざ
- 相手変われど主変わらず(あいてかわれどぬしかわらず)
- 敢えて主とならず客となる(あえてしゅとならずきゃくとなる)
- 預かり物は半分の主(あずかりものははんぶんのぬし)
- 家は弱かれ主は強かれ(いえはよわかれぬしはつよかれ)
- 息の臭きは主知らず(いきのくさきはぬししらず)
- 医者が取るか坊主が取るか(いしゃがとるかぼうずがとるか)
- 一国一城の主(いっこくいちじょうのあるじ)
- 嘘と坊主の頭は結ったことがない(うそとぼうずのあたまはゆったことがない)
- 親方思いの主倒し(おやかたおもいのしゅたおし)
- 親子は一世、夫婦は二世、主従は三世(おやこはいっせ、ふうふはにせ、しゅじゅうはさんせ)
「病」を含むことわざ
- 後腹が病める(あとばらがやめる)
- 一に看病、二に薬(いちにかんびょう、ににくすり)
- お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- 臆病風に吹かれる(おくびょうかぜにふかれる)
- 臆病の神降ろし(おくびょうのかみおろし)
- 臆病の自火に責めらる(おくびょうのじかにせめらる)
- 踵で頭痛を病む(かかとでずつうをやむ)
- 風邪は万病のもと(かぜはまんびょうのもと)
- 金儲けと死に病に易い事なし(かねもうけとしにやまいにやすいことなし)
- 気に病む(きにやむ)
「勝」を含むことわざ
- あるはないに勝る(あるはないにまさる)
- 言い勝ち功名(いいがちこうみょう)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 言わぬは言うに勝る(いわぬはいうにまさる)
- 得手勝手は向こうには効かない(えてかってはむこうにはきかない)
- 男勝り(おとこまさり)
- 買うは貰うに勝る(かうはもらうにまさる)
- 勝ち馬に乗る(かちうまにのる)
- 勝ち鬨を挙げる(かちどきをあげる)
- 勝ち名乗りを上げる(かちなのりをあげる)
