「こん」から始まる故事・ことわざ・慣用句
「こん」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 8 件
今昔の感(こんじゃくのかん)
今と昔を比較して、その変化の大きさをしみじみと感じる気持ちのこと。
今度と化け物には行き会った事がない(こんどとばけものにはいきあったことがない)
「今度はきっと」などという約束があてにならないことを皮肉った言葉。
蒟蒻で石垣を築く(こんにゃくでいしがきをきずく)
とうてい出来るはずがないことのたとえ。
コンマ以下(こんまいか)
その人の能力や価値が標準以下であることのたとえ。
紺屋の明後日(こんやのあさって)
約束の期限があてにならないことのたとえ。「紺屋」は染物屋のことで、もとは「こんや」ともいった。染物屋の仕事は天気に左右されるので、出来上がりが遅れがちでいつも「明後日」と言い訳していたことから。
紺屋の白袴(こんやのしろばかま)
他人の事に忙しくて、自分のことをする暇がないこと。 「紺屋」は染物屋の総称。もとは、藍染め屋のこと。 染物屋が、自分の袴は染めずにいつも白袴をはいていることから。 一説には、あえて白い袴を身につけることで、染料を扱う技術力の高さ、また少しも袴を汚さないという職人気質を表したともいわれる。 紺屋は「こんや」、白袴は「しらばかま」ともいう。
金輪際(こんりんざい)
物事の底の底、極限のところ。転じて、絶対に、断じてということ。もとは仏教用語で、大地の最下低の所。
根を詰める(こんをつめる)
寝る間も惜しんで、ある物事に没頭すること。
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