「とう」で終わる故事・ことわざ・慣用句
「とう」で終わる故事・ことわざ・慣用句 — 8 件
一辺倒(いっぺんとう)
一つのことに偏ること。毛沢東の論文で使われ、日本でも流行した語。
鼎の軽重を問う(かなえのけいちょうをとう)
権威ある人の実力や能力を疑うたとえ。「鼎」は古代中国で使われた金属性の器のことで、祭器として用いられたことから、王位の象徴となった。楚の荘王が周を軽んじ、周王室の九鼎の大小や軽重を問うたという故事から。
金字塔(きんじとう)
後世に残るような偉大な業績のこと。本来は、金の字の形をした塔の意からピラミッドのこと。
信を問う(しんをとう)
相手に自分のことを信用しているか尋ねること。
象牙の塔(ぞうげのとう)
学者の現実離れした生活態度や、その研究室などをたとえていう言葉。フランスの批評家サント・ブーブが、詩人・作家ビニーの態度を評した言葉。もとは芸術至上主義の人々が俗世間から逃れ芸術を楽しむ境地のことを言った。
長者の万灯より貧者の一灯(ちょうじゃのまんとうよりひんじゃのいっとう)
見栄を張った多くの贈り物より、たとえわずかでも真心のこもった贈り物のほうが尊いということ。 金持ちが一万もの灯明をともすよりも、たとえ一灯でも貧しい人の心のこもった灯明のほうが値打ちがあるとの意から。 阿闍世王が釈迦を招いた時、帰り道にたくさんの灯火をともした。それを見て感激した貧しい老婆が、やりくりして一本の灯火をともした。すると、王の灯明が消えたあとも老婆の灯火は朝まで光り続けたという故事から。 「貧者の一灯」ともいう。
伝家の宝刀(でんかのほうとう)
先祖代々その家に伝わる大切な刀。転じて、いざという時に使う切り札のたとえ。
世に問う(よにとう)
世間に問題を提起し、その評価を尋ねること。
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