「もろ」を含む故事・ことわざ・慣用句
「もろ」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 8 件
王事盬きことなし(おうじもろきことなし)
王室に関する事柄は、堅固で確実なものであるということ。
死なば諸共(しなばもろとも)
死ぬまで運命を共にするという覚悟を表す言葉。または、道連れにして死んでやるという脅しの言葉。死ぬときは一緒に死ぬという意味から。
情に脆い(じょうにもろい)
人情に厚く、共感しやすい性質。
千丈の堤も螻蟻の穴を以て潰いゆ(せんじょうのつつみもろうぎのあなをもってついゆ)
わずかな油断・不注意から大事が起こることのたとえ。 千丈の堤防でも螻(けら)や蟻のあける穴から崩れることもあるとの意から。
諸手を挙げて(もろてをあげて)
無条件に、または心から喜んだり賛成したりするさま。
諸肌を脱ぐ(もろはだをぬぐ)
全力で物事にあたること。全力を尽くすこと。 着物の上半身をすべて脱いで肌をあらわにする様子から。
諸刃の剣(もろはのつるぎ)
使い方によっては非常に役に立つが、同時に大きな害を与える危険のあるもののたとえ。両辺に刃のついた剣は、相手を斬ることも出来るが、自分をも傷つける恐れのあることから。「諸刃」は「両刃」とも書き、「りょうば」とも読む。
瑠璃は脆し(るりはもろし)
美しいものやすぐれたものは、傷つきやすく壊れやすいということ。「瑠璃」は青色の宝石で、七宝という7種の宝玉のひとつ。
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