「余」から始まる故事・ことわざ・慣用句
「余」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 9 件
余す所なく(あますところなく)
残らず。全て。全部。ことごとく。
余り茶に福あり(あまりちゃにふくあり)
余っている物の中にも、思いがけずよいものがあるということ。
余り物には福がある(あまりものにはふくがある)
最後まで残っている物の中には、思いがけずよいものがあるということ。
余儀なくされる(よぎなくされる)
他に方法がなく、したいと思っていなくてもそうせざるを得ないこと。
余勢を駆る(よせいをかる)
何かを成し遂げた勢いのまま、次の行動に移ること。
余喘を保つ(よぜんをたもつ)
今にも滅びそうなものが、かろうじて持ち堪えていること。 「余喘」は、今にも絶えてしまいそうな息のこと。
余所に聞く(よそにきく)
自分には関係ない事として聞き流すこと。
余桃の罪(よとうのつみ)
主君の寵愛が気まぐれであてにならないことのたとえ。 昔、中国の衛(えい)で弥子瑕(びしか)という美少年が食べかけの美味な桃を主君に献上し喜ばれたが、寵愛を失ってからはそれを理由に罰せられたという故事から。
余の辞書には不可能という言葉はない(よのじしょにはふかのうということばはない)
自分には不可能なことはないということ、世の中には出来ないことなどないということ。「余」は「予」とも書く。通説としてナポレオンの言葉といわれている。
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