「肩」から始まる故事・ことわざ・慣用句
「肩」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 20 件
肩入れする(かたいれする)
ある人や物を特別に援助したり贔屓したりすること。 物を担ぐのを助けるとの意から。
肩が軽くなる(かたがかるくなる)
重たい責任や負担がなくなって気が楽になること。 肩こりがとれて楽になるとの意から。
肩が凝る(かたがこる)
ひどく緊張したり堅苦しさを感じたりして、疲れたような気分になることのたとえ。 「肩が張る」ともいう。
肩透かしを食う(かたすかしをくう)
意気込んで向かったところを、相手にうまくかわされてしまうことのたとえ。 「肩透かし」は、相撲の決まり手の一つであり、相手の攻めをかわして前へ引き倒す技のこと。
肩で風を切る(かたでかぜをきる)
肩をそびやかして、得意げに颯爽と歩くさま。また、得意げに振る舞うさま。
肩に掛かる(かたにかかる)
ある人が責任や任務などの負担を負わなければならなくなること。
肩の荷が下りる(かたのにがおりる)
重たい責任や負担から解放され、気が楽になること。 単に「荷が下りる」ともいう。
肩の荷を下ろす(かたのにをおろす)
義務や責任を果たし、負担から解放されて気が楽になること。 「荷を下ろす」ともいう。
肩肘張る(かたひじはる)
人に弱みを見せないように、気負ったり威張ったりする様子。 肩をそびやかして肘を張る意から。
肩身が狭い(かたみがせまい)
世間に対して面目が立たず、恥ずかしい思いをすること。「肩身」は、世間や他人に対する面目の意。
肩身が広い(かたみがひろい)
世間に対して面目がたち、得意げにするさま。
肩を怒らす(かたをいからす)
肩にちからを入れ、威圧的な態度をとること。
肩を入れる(かたをいれる)
ある人や物を特別に援助したり贔屓したりすること。物を担ぐために物の下に肩をあてて助けるとの意から。 また、[[肌脱ぎ*https://kokugo.jitenon.jp/word/p41092]]の状態から着物を着ること。
肩を落とす(かたをおとす)
がっかりして気力を失うさま。 力が抜けて肩が垂れ下がる意から。
肩を貸す(かたをかす)
手助けをする。援助する。 自分の肩につかまらせて支えとなる、また物を担ぐのを助けるとの意から。
肩を竦める(かたをすくめる)
肩を少し上げ、首を縮めるようにして、困惑や呆れの気持ちなどを表す。
肩を窄める(かたをすぼめる)
肩を落とすように身を縮める様子。 また、寒さや肩身が狭い思いをして元気がない様子。
肩を叩く(かたをたたく)
相手の肩を軽くたたきながら頼みごとをすること。 特に、上役が部下に退職を勧めるときに用いられる。
肩を並べる(かたをならべる)
横に並ぶこと。また、実力や地位が対等の位置に立つこと。
肩を持つ(かたをもつ)
その人の味方になって、援助したりかばったりする。
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