「れん」から始まる故事・ことわざ・慣用句一覧
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ことわざ一覧
連木で重箱を洗う(れんぎでじゅうばこをあらう)
行き届かないことのたとえ。大雑把なことをするたとえ。 「擂り粉木」は、すり鉢で物をするときに用いる先の丸い棒。 先の丸い棒で四角い重箱を洗おうとしても、隅まで洗えないことから。 「連木で重箱を洗う」ともいう。
連木で腹を切る(れんぎではらをきる)
不可能なことのたとえ。 「連木」はすりこぎ(すり鉢で物をするときに用いる先の丸い棒)のこと。 すりこぎを刀のかわりにしても、腹を切ることはできないことから。
輦轂の下(れんこくのもと)
皇居のある地のこと。「輦轂」は天子の乗り物のことで、天子の乗る車の下の意から。
連山の眉(れんざんのまゆ)
連なる山のように、横に長く引いた美しい眉のこと。
連理の枝(れんりのえだ)
夫婦や男女の仲がきわめてむつまじいことのたとえ。 「理」は木目のこと。 木の枝が別の木とつながって木目が連なっているということから。 詩人、白居易の「天に在りては願わくは比翼の鳥とならん。地に在りては願わくは連理の枝とならん」から。