暗がりの犬の糞
ことわざ「暗がりの犬の糞」の意味・読み方を解説します。
暗がりの犬の糞
くらがりのいぬのくそ
| 言葉 | 暗がりの犬の糞 |
|---|---|
| 読み方 | くらがりのいぬのくそ |
| 意味 | だれにも気づかれていないのを好都合として、自分のしくじりを黙ってしまい込み、何食わぬ顔でやり過ごすことのたとえ。
「暗がり」は光が届かずに薄暗くなった所を指し、この句では人目の及ぶことのない場所を表している。 これと反対に、そっとしておけば知られずに終わった恥を、自分から騒いで世間に知れ渡らせることを「暗がりの恥を明るみへ出す」という。なお、同じく犬のふんを持ち出す「犬の糞」は、汚いものや、ありふれていて取り柄に乏しいものにたとえる言い方で、この句とは意味の上でつながりがない。 |
| 例文 | 店の棚の皿を割ったのに、そばにだれもいなかったのを幸いに黙り通そうとするのは、暗がりの犬の糞で感心しない。 |
| 場面 | ごまかす・とぼける / 犬 / 失敗 |
| 使用漢字 | 暗 / 犬 / 糞 |
「暗」を含むことわざ
- 暗影を投ずる(あんえいをとうずる)
- 暗礁に乗り上げる(あんしょうにのりあげる)
- 暗中的を射る(あんちゅうまとをいる)
- 暗投(あんとう)
- 暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
- 暗夜の礫(あんやのつぶて)
- 牛つかむばかりの暗がり(うしつかむばかりのくらがり)
- お先真っ暗(おさきまっくら)
- 疑心、暗鬼を生ず(ぎしん、あんきをしょうず)
- 暗がりから牛を引き出す(くらがりからうしをひきだす)
「犬」を含むことわざ
- 赤犬が狐を追う(あかいぬがきつねをおう)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ(いっけんかげにほゆればひゃっけんこえにほゆ)
- 犬一代に狸一匹(いぬいちだいにたぬきいっぴき)
- 犬が西向きゃ尾は東(いぬがにしむきゃおはひがし)
- 犬になるなら大家の犬になれ(いぬになるならおおやのいぬになれ)
- 犬に念仏猫に経(いぬにねんぶつねこにきょう)
- 犬にも食わせず棚にも置かず(いぬにもくわせずたなにもおかず)
- 犬に論語(いぬにろんご)
- 犬の一年は三日(いぬのいちねんはみっか)
