暗がりから牛を引き出すとは
暗がりから牛を引き出す
くらがりからうしをひきだす
| 言葉 | 暗がりから牛を引き出す | 
|---|---|
| 読み方 | くらがりからうしをひきだす | 
| 意味 | 区別がつきにくいこと。また、動作が鈍いこと。
 暗い所に黒い牛がいても姿がはっきりしないことから。 単に「暗がりから牛」、または「暗がりの牛」「闇から牛を引き出す」「暗闇から牛を引き出す」ともいう。  | 
| 異形 | 暗がりから牛(くらがりからうし) | 
| 暗がりの牛(くらがりのうし) | |
| 闇から牛を引き出す(やみからうしをひきだす) | |
| 暗闇から牛を引き出す(くらやみからうしをひきだす) | |
| 場面用途 | 牛 | 
| 使用語彙 | 牛 | 
| 使用漢字 | 暗 / 牛 / 引 / 出 / 闇 | 
「暗」を含むことわざ
- 暗影を投じる(あんえいをとうじる)
 - 暗影を投ずる(あんえいをとうずる)
 - 暗礁に乗り上げる(あんしょうにのりあげる)
 - 暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
 - 暗夜の礫(あんやのつぶて)
 - お先真っ暗(おさきまっくら)
 - 疑心、暗鬼を生ず(ぎしん、あんきをしょうず)
 
「牛」を含むことわざ
- 商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ)
 - 牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
 - 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
 - 牛の歩み(うしのあゆみ)
 - 牛の一散(うしのいっさん)
 - 牛の角突き合い(うしのつのつきあい)
 - 牛の角を蜂が刺す(うしのつのをはちがさす)
 - 牛の涎(うしのよだれ)
 - 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
 - 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
 
「引」を含むことわざ
- 阿漕が浦に引く網(あこぎがうらにひくあみ)
 - 足を引っ張る(あしをひっぱる)
 - 後に引けない(あとにひけない)
 - 後へ引かない(あとへひかない)
 - 後を引く(あとをひく)
 - 息を引き取る(いきをひきとる)
 - 一引き、二才、三学問(いちひき、にさい、さんがくもん)
 - 一髪、千鈞を引く(いっぱつ、せんきんをひく)
 - 糸を引く(いとをひく)
 - 引導を渡す(いんどうをわたす)
 
「出」を含むことわざ
- 愛出ずる者は愛返り、福往く者は福来る(あいいずるものはあいかえり、ふくゆくものはふくきたる)
 - 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
 - 青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし)
 - 垢は擦るほど出る、あらは探すほど出る(あかはこするほどでる、あらはさがすほどでる)
 - 明るみに出る(あかるみにでる)
 - 顎を出す(あごをだす)
 - 朝日が西から出る(あさひがにしからでる)
 - 足が出る(あしがでる)
 - 足を出す(あしをだす)
 - 仇も情けも我が身より出る(あだもなさけもわがみよりでる)
 
        
    