「捕」を含む故事・ことわざ・慣用句
「捕」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 9 件
- 虻蜂捕らず(あぶはちとらず)- 二つのものを同時に得ようとして、結局はどちらも取り逃がしてしまうことのたとえ。欲張りすぎて失敗することのたとえ。 虻と蜂を両方捕ろうとして、結局どちらにも逃げられてしまうことから。 
- 鰯網で鯨捕る(いわしあみでくじらとる)- 思いがけない幸運や収穫を得たりすることのたとえ。また、あるはずのないことのたとえ。 
- 言葉尻を捕らえる(ことばじりをとらえる)- 相手の言い間違いをとらえて、攻撃したり皮肉ったりすること。 
- 捕らぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう)- 当てにならないことを当てにして計画を立てることのたとえ。まだ捕まえていない狸の皮の価格を計算することから。 
- 鳴く猫は鼠を捕らぬ(なくねこはねずみをとらぬ)- 口数が多い者は、とかく口先だけで実行が伴わないというたとえ。よく鳴く猫は鼠を捕らないということから。 
- 鳴く虫は捕らえられる(なくむしはとらえられる)- 芸があるために、身を誤ることのたとえ。鳴く虫は、その鳴き声のために捕まえられるということから。 
- 盗人を捕らえて縄を綯う(ぬすびとをとらえてなわをなう)- 物事が起こったり直前に迫ったりしてから、慌てて準備することのたとえ。 盗人を捕まえてから、泥棒を縛るための縄の準備を始めるとの意から。 「盗人」は「泥棒」、「捕らえて」は「見て」ともいう。 また、「泥棒を捕らえて縄を綯う」を略して「[[泥縄*https://kokugo.jitenon.jp/word/p37603]]」ともいう。 
- 盗人を捕らえて見れば我が子なり(ぬすびとをとらえてみればわがこなり)- 思いがけない事態に直面し、処置に窮することのたとえ。また、親しい者でも油断できないというたとえ。 
- 鼠捕る猫は爪を隠す(ねずみとるねこはつめをかくす)- 真にすぐれた才能のある人は、それをむやみにひけらかしたりしないということ。 
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