「面」から始まる故事・ことわざ・慣用句
「面」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 16 件
面も振らず(おもてもふらず)
他に心を向けず、その事だけに一生懸命に取り組んでいるさま。
面から火が出る(つらからひがでる)
大変恥ずかしいおもいをすることのたとえ。 顔が真っ赤になる意から。
面で人を切る(つらでひとをきる)
傲慢な態度で、相手の気持ちを傷つけること。
面の皮が厚い(つらのかわがあつい)
他人に迷惑をかけても気にしない様子。図々しい。恥知らず。
面の皮千枚張り(つらのかわせんまいばり)
きわめて恥知らずで厚かましいことのたとえ。 顔の皮が千枚張り合わせたほど厚いとの意から。
面の皮を剝ぐ(つらのかわをはぐ)
図々しい人の正体をあばいて恥をかかせること。 「面皮(めんぴ)を剝ぐ」ともいう。
面が割れる(めんがわれる)
顔や名前、身元などが明らかになること。
面子が立つ(めんつがたつ)
体裁が保たれること。
面倒を見る(めんどうをみる)
人の世話などをすること。
面目が立つ(めんぼくがたつ)
体裁が保たれて、人前で恥ずかしいおもいをせずに済むこと。 「面目」は「めんもく」とも読む。
面目が潰れる(めんぼくがつぶれる)
その人の名誉がひどく傷つくこと。
面目丸潰れ(めんぼくまるつぶれ)
名誉や体面などがひどく傷付けられるさま。
面目を一新する(めんぼくをいっしんする)
今までの様子を改めること。
面目を失う(めんぼくをうしなう)
名誉をひどく傷付けられること。世間からの評判を落とすこと。
面目を施す(めんぼくをほどこす)
素晴らしいことをして、世間からの評判を高めること。
面面の楊貴妃(めんめんのようきひ)
人は自分の妻や恋人を楊貴妃のように美しいと思っているということ。 人それぞれ好みがあり、好きになると欠点も目につかず楊貴妃のような美人に見えるとの意から。 「面面」は、おのおのの意。 「面面楊貴妃」ともいう。
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