「曇」を含む故事・ことわざ・慣用句
「曇」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
優曇華の花(うどんげのはな)
きわめて珍しいことのたとえ。「優曇華」は三千年に一度咲くという、インドの想像上の植物。「盲亀の浮木、優曇華の花」と続けてもいう。
顔を曇らせる(かおをくもらせる)
心配事や悲しみなどで暗い表情をすることのたとえ。
片山曇れば片山日照る(かたやまくもればかたやまひてる)
一方に悪いことがあれば、もう一方に良いことがあり、世の中は様々だということ。
声を曇らす(こえをくもらす)
心配そうな、または悲しそうな声の調子になること。
知恵の鏡も曇る(ちえのかがみもくもる)
運が傾いてくると普段の知恵も鈍ってしまうということ。頭に「貧には」を付けていうこともある。
眉を曇らせる(まゆをくもらせる)
心配ごとなどがあり、表情を暗くすること。