「懐」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 15 件
「懐」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
内懐を見透かす(うちぶところをみすかす)
相手の内情や弱点を掴むたとえ。「内兜」は兜の内側のこと。
褐を被て玉を懐く(かつをきてたまをいだく)
すぐれた才能を世間に知られないように隠していることのたとえ。 「褐」は粗末な衣服、「玉」はすぐれた才能のこと。 粗末な身なりをしていても、内にはすぐれた才能を秘めているとの意から。
窮鳥懐に入れば猟師も殺さず(きゅうちょうふところにいればりょうしもころさず)
追いつめた側であっても、自分の胸元へ飛び込んできた相手には手を下せない。 そこまで来た者を突き放すのは、人として通らない。 「飛ぶ鳥懐に入る時は狩人も助く」「窮鳥懐に入る」ともいう。
小人罪なし璧を懐いて罪あり(しょうじんつみなしたまをいだいてつみあり)
これといった落ち度のない者でも、暮らしぶりに釣り合わない値打ち物を抱え込めば、それだけで周りの欲を引き寄せてしまう。 持ち主に非があるのではなく、持ち物のほうが咎めを連れてくる。 「璧」は、平たく円く磨き上げた玉。
述懐奉公身を持たず(じゅっかいぼうこうみをもたず)
不平、不満を持ちながら働いていても、身が持たないということ。
懐が暖かい(ふところがあたたかい)
手持ちの金銭が多くあること。
懐が痛む(ふところがいたむ)
支払いがかさんで、手元の金が減るのがこたえること。
懐が寒い(ふところがさむい)
手持ちの金銭が少ないこと。 「懐が寂しい」ともいう。
懐が深い(ふところがふかい)
度量が広いこと。包容力があること。 または、相撲で、胸が広くてまわしが掴みにくいこと。
懐と相談(ふところとそうだん)
使える金がどれだけあるかを見きわめてから事を決めること。
懐にする(ふところにする)
ふところに入れて持ち歩くこと。手に入れて我が物とする意にも使う。
懐を暖める(ふところをあたためる)
役目や立場をいいことに、自分の取り分を不当に膨らませること。
懐を痛める(ふところをいためる)
費用を人任せにせず、自分の財布から金を出すこと。他人や勤め先の金で済ませないという意味合いで使う。
懐を肥やす(ふところをこやす)
不正をして個人的な利益を得ること。
懐を叩く(ふところをはたく)
蓄えを残らず出しきって支払いに充てること。
- /
- 1ページ
