窮鳥懐に入れば猟師も殺さず
ことわざ「窮鳥懐に入れば猟師も殺さず」の意味・読み方・異形などを解説します。
窮鳥懐に入れば猟師も殺さず
きゅうちょうふところにいればりょうしもころさず
| 言葉 | 窮鳥懐に入れば猟師も殺さず |
|---|---|
| 読み方 | きゅうちょうふところにいればりょうしもころさず |
| 意味 | 追いつめた側であっても、自分の胸元へ飛び込んできた相手には手を下せない。 そこまで来た者を突き放すのは、人として通らない。 「飛ぶ鳥懐に入る時は狩人も助く」「窮鳥懐に入る」ともいう。 |
| 出典 | 『顔氏家訓』 |
| 異形 | 飛ぶ鳥懐に入る時は狩人も助く(とぶとりふところにいるときはかりゅうどもたすく) |
| 窮鳥懐に入る(きゅうちょうふところにいる) | |
| 場面 | 助ける / 鳥 / 思いやり |
| 使用語彙 | 窮鳥 / 猟師 / 飛ぶ / 入る / 狩人 |
| 使用漢字 | 窮 / 鳥 / 懐 / 入 / 猟 / 師 / 殺 / 飛 / 時 / 狩 / 人 / 助 |
「窮」を含むことわざ
- 窮すれば通ず(きゅうすればつうず)
- 窮鼠、猫を嚙む(きゅうそ、ねこをかむ)
- 窮鳥懐に入れば猟師も殺さず(きゅうちょうふところにいればりょうしもころさず)
- 窮余の一策(きゅうよのいっさく)
- 小人窮すれば斯に濫す(しょうじんきゅうすればここにらんす)
「鳥」を含むことわざ
- 青い鳥(あおいとり)
- 足下から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
- 足下の鳥は逃げる(あしもとのとりはにげる)
- 飛鳥川の淵瀬(あすかがわのふちせ)
- あだし野の露、鳥辺野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- 越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく)
- 鸚鵡よく言えども飛鳥を離れず(おうむよくいえどもひちょうをはなれず)
- 同じ羽の鳥は集まるものだ(おなじはねのとりはあつまるものだ)
- 霞に千鳥(かすみにちどり)
「懐」を含むことわざ
- 褐を被て玉を懐く(かつをきてたまをいだく)
- 小人罪なし璧を懐いて罪あり(しょうじんつみなしたまをいだいてつみあり)
- 述懐奉公身を持たず(じゅっかいぼうこうみをもたず)
- 懐が暖かい(ふところがあたたかい)
- 懐が痛む(ふところがいたむ)
- 懐が寒い(ふところがさむい)
- 懐が深い(ふところがふかい)
- 懐と相談(ふところとそうだん)
- 懐にする(ふところにする)
- 懐を暖める(ふところをあたためる)
「入」を含むことわざ
- 間に入る(あいだにはいる)
- 合いの手を入れる(あいのてをいれる)
- 赤を入れる(あかをいれる)
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 足を入れる(あしをいれる)
- 頭に入れる(あたまにいれる)
- 新しき葡萄酒は新しき革袋に入れよ(あたらしきぶどうしゅはあたらしきかわぶくろにいれよ)
- 穴があったら入りたい(あながあったらはいりたい)
「猟」を含むことわざ
- 窮鳥懐に入れば猟師も殺さず(きゅうちょうふところにいればりょうしもころさず)
- 猟師山を見ず(りょうしやまをみず)
- 猟は鳥が教える(りょうはとりがおしえる)
「師」を含むことわざ
- 遊びに師なし(あそびにしなし)
- 一字の師(いちじのし)
- 海の事は漁師に問え(うみのことはりょうしにとえ)
- 陰陽師、身の上知らず(おんようじ、みのうえしらず)
- 薬師は人を殺せど薬人を殺さず(くすしはひとをころせどくすりひとをころさず)
- 経験は愚か者の師(けいけんはおろかもののし)
- 恋に師匠なし(こいにししょうなし)
- 心の師とはなれ心を師とせざれ(こころのしとはなれこころをしとせざれ)
- 三尺下がって師の影を踏まず(さんじゃくさがってしのかげをふまず)
- 三人行えば必ずわが師あり(さんにんおこなえばかならずわがしあり)
「殺」を含むことわざ
- 欠伸を嚙み殺す(あくびをかみころす)
- 息を殺す(いきをころす)
- 気勢を殺ぐ(きせいをそぐ)
- 金の卵を産む鵞鳥を殺すな(きんのたまごをうむがちょうをころすな)
- 薬師は人を殺せど薬人を殺さず(くすしはひとをころせどくすりひとをころさず)
- 食わぬ殺生(くわぬせっしょう)
- 声を殺す(こえをころす)
- 子供は教え殺せ、馬は飼い殺せ(こどもはおしえころせ、うまはかいころせ)
- 笑殺(しょうさつ)
- 小の虫を殺して大の虫を助ける(しょうのむしをころしてだいのむしをたすける)
「飛」を含むことわざ
- 飛鳥川の淵瀬(あすかがわのふちせ)
- 一足飛び(いっそくとび)
- 一足飛び(いっそくとび)
- 羽觴を飛ばす(うしょうをとばす)
- 鸚鵡よく言えども飛鳥を離れず(おうむよくいえどもひちょうをはなれず)
- 笠の台が飛ぶ(かさのだいがとぶ)
- 金さえあれば飛ぶ鳥も落ちる(かねさえあればとぶとりもおちる)
- 雁が飛べば石亀も地団駄(がんがとべばいしがめもじだんだ)
- 眼を飛ばす(がんをとばす)
- 清水の舞台から飛び降りる(きよみずのぶたいからとびおりる)
「時」を含むことわざ
- 挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)
- 朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- ある時は米の飯(あるときはこめのめし)
- ある時払いの催促なし(あるときばらいのさいそくなし)
- いざという時(いざというとき)
- 何時にない(いつにない)
- 今を時めく(いまをときめく)
- 飢えたる時は食を択ばず(うえたるときはしょくをえらばず)
「狩」を含むことわざ
- 狩人、罠にかかる(かりゅうど、わなにかかる)
- 飛ぶ鳥懐に入る時は狩人も助く(とぶとりふところにいるときはかりゅうどもたすく)
「人」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 商人の空誓文(あきんどのそらせいもん)
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
- 悪人あればこそ善人も顕れる(あくにんあればこそぜんにんもあらわれる)
