「裂」を含む故事・ことわざ・慣用句
「裂」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
絹を裂くよう(きぬをさくよう)
非常に甲高くて鋭い叫び声のたとえ。 絹布を裂くとき、高く鋭い音がすることから。
口が裂けても(くちがさけても)
何があっても決して言わないと強く思う気持ち。
仲を裂く(なかをさく)
親しい者同士や愛し合う者同士を無理に引きはなすこと。
生木を裂く(なまきをさく)
相思相愛の男女を無理に別れさせること。 地に根を張って生きている木を無理に裂くとの意から。
胸が裂ける(むねがさける)
悲しさや悔しさなどから、耐えられないほどの苦しさを感じるさま。 「胸が張り裂ける」ともいう。
胸が張り裂ける(むねがはりさける)
悲しさや悔しさなどから、耐えられないほどの苦しさを感じるさま。 「胸が張り裂ける」ともいう。
欲の熊鷹、股裂くる(よくのくまたか、またさくる)
あまり欲張ると、災いを招くというたとえ。二頭の猪をつかんだ熊鷹が、左右に逃げようとした猪を放さなかったために、熊鷹の股が裂けてしまったという話から。