「臍」を含む故事・ことわざ・慣用句
「臍」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
臍下丹田に力を入れる(せいかたんでんにちからをいれる)
「臍下丹田」は臍(へそ)のやや下の腹部のことで、そこに力を入れると健康が得られ勇気がわくととされる。転じて、度胸を据えてどっしり落ち着くことをいう。
臍が茶を沸かす(へそがちゃをわかす)
おかしくてたまらないこと。 また、ばかばかしくて笑わずにはいられないことのたとえ。
臍繰り(へそくり)
主婦などが、人に知られないようにこっそり貯めた金。へそは本来「綜麻」と書き、紡いだ麻糸を巻きつける糸巻きのことで、その麻糸を繰る内職で得たわずかな金の意から。
臍で茶を沸かす(へそでちゃをわかす)
おかしくてたまらないこと。 また、ばかばかしくて笑わずにはいられないことのたとえ。
臍を曲げる(へそをまげる)
機嫌を悪くして意地を張ること。
臍を固める(ほぞをかためる)
固く決心して覚悟を決めること。「臍」はへその意。人が決心する時、腹に力を入れ臍を固くするということから。
臍を噛む(ほぞをかむ)
悔やんでも返らないことを悔やむたとえ。「臍」はへその意。自分の臍をかもうとしても及ばず、いらいらする意から。