「才」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 13 件
「才」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
青二才(あおにさい)
若く、未熟な男子。また、そのような人を罵って言ったり、自身を謙遜して言う言葉。 「青」は未熟の意、「二才」は出世魚のボラの稚魚のことで、まだ若いボラとの意から。
一引き、二才、三学問(いちひき、にさい、さんがくもん)
出世の条件は、第一に上のひとの引き立て、二番目は才能、三番目が学問であるということ。
詠雪の才(えいせつのさい)
女性の、詩や文章をつくる力が人並みはずれていることを、ほめたたえる言い方。「詠雪」は、雪のありさまを詩によむこと。 中国の晋の時代、ある雪の日に、政治家の謝安が身内の若者たちを集めていたところ、雪が急に激しく降りだしたので、この雪は何に見立てられるかと問いかけた。おいの謝朗は「空中に塩をまいたようだ」と答えたが、めいの謝道韞は「それよりも、柳の綿毛が風に乗って舞い上がるさまにたとえるほうがよい」と答え、謝安はたいへん喜んだ。言葉の由来は、この話にある。 謝道韞は、晋の王凝之の妻である。同じできごとをもとに[[柳絮の才*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/1603.php]]という呼び方も生まれ、四字熟語では[[詠雪之才*https://yoji.jitenon.jp/yoji/296]]という。
螻蛄才(けらざい)
多芸多才でありながら、特に上手なものがないことのたとえ。 「螻蛄」は、土の中にいる虫で、飛ぶ、登る、潜る、掘る、走るの五つの能力があるが、どれも特別上手ではないことから。 「螻蛄芸」ともいう。
才余りありて識足らず(さいあまりありてしきたらず)
才能にあふれているのに、見識が不足していること。
才子、才に倒れる(さいし、さいにたおれる)
優れた才能を持っている人は、その才能を過信しすぎて、かえって失敗することがあるということ。
才槌で庭掃く(さいづちでにわはく)
前触れもなく客が来て、間に合わせの物まで持ち出して取り繕うありさま。落ち着いて支度をする間がないまま、できるかぎりの体裁を整えようとする。
才に走る(さいにはしる)
能力や才能を過信して地道な努力や注意を怠ること。
七歩の才(しちほのさい)
詩文を作る才能が非常にすぐれていること。また、詩作の早いこと。魏の曹植が、兄の文帝(曹丕)に七歩あゆむ間に詩を作れと命じられてただちに作ったという故事から。
詩に別才あり(しにべっさいあり)
よい詩が生まれるかどうかは、書物をどれだけ読み込んだかとは別のところで決まるということ。詩を成すには、授かった目と耳が要る。
如才がない(じょさいがない)
気が利いていて配慮が行き届いている様子。 「如才」は「如在」が変化したもので、手抜かりという意味。 「如才ない」ともいう。
十で神童、十五で才子、二十過ぎれば只の人(とおでしんどう、じゅうごでさいし、はたちすぎればただのひと)
子どものころは並外れた秀才と思われていた人も、成長すれば平凡な人間になることが多いということ。
柳絮の才(りゅうじょのさい)
詩文にすぐれた女性の才能をたたえていう言葉。「柳絮」は風に飛ぶ柳の綿毛。 晋の謝安が雪の日に一族を集め、この降りようは何にたとえられるかと聞くと、甥は空にまく塩と答えたが、姪の謝道韞は風に舞い立つ柳の綿毛には及ぶまいと答え、大いに喜ばれた。 同じ雪の日の話から出た言葉として、[[詠雪の才*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/8957.php]]もある。
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